【弁理士】基本講義の勉強法その2


受験生の皆様。こんにちは。

この時期はアメリカンジャスミンの香りで、初夏を演出していますね。
ところで、私は自分に起こる出来事を香りで記憶しています。
例えば、「アメリカンジャスミンの香り」は短答試験の試験日、「金木犀の香り」は論文試験の合格発表の日等々。
なかなか受からなかったときは、この2つの香りがトラウマで、この香りを嗅ぐとつらく切ない思い出がフラッシュバックされ悔しさがこみ上げてくる。という感じでした。
合格できたときにやっと、「幸せを掴む香り」という情報に塗り替えられました。
このように「香り」や「におい」などの嗅覚情報も記憶のための大事な要素だと思います。
平成26年改正で「音」が商標登録対象として認められ画期的でしたが、将来的には「におい」も商標登録対象としてありかも?のようです。ちょっと納得です。
そうすると、商標のお仕事はこれから増えて、皆様の合格後に活躍される知財市場拡大も益々期待が持てそうですね。

法律系ブログ弁理士。第8回目。

今回のテーマは前回の続き
「基本講義のお勉強ってどこまでやればいいの?その2」
です。
今回は、資格試験の勉強で最も重要な復習の仕方、そして、質問の多い今の時期の過去問題の活用方法についてお伝えします。

1. 復習の仕方

復習は最も大事です。予習よりかなり気合いを入れて取り組んでください。
しかも、
「復習は鮮度が大事。賞味期限は講義後3時間以内」
です。
復習は記憶が新しいうちにやらないと意味がありません。
あと、
「最低3回以上は繰り返し復習」
です。
講義直後、講義1か月後、3か月後・・・と次のカリキュラムでの学習と合わせて繰り返し復習をして、知識の定着率を高めましょう。
今の時期、つまり講義直後の復習方法は、以下の通りです。


(1) テキスト、板書などを見ながら、ざっと内容を確かめる。
(2) 次に、講師が講義で伝えたことを何もわからない人に説明することを想定して再現する。
(3) 最終的に配布資料の復習問題を解いてみる。はじめは何も見ず自力で。わからなかったら、テキストを見て解いてみる。


(2)は特に重要です。
説明できる状態にしておくことは大事で、説明できないということは理解が十分でない、ということになります。だから、自分は何がわかっていないのかが明確になります。
もし、そこで疑問点が発生したら、すぐに講師に質問又はTACの質問メール等何らかの手段で解決してください。
ちなみに、テキストで講師が説明を割愛したところは、読み飛ばしても大丈夫です。基本講義の後のカリキュラムで穴埋めしながら、合格レベルの実力を完成させていきます。

2. 過去問題の活用法
短答試験や論文試験の過去問題は 特許庁からのメッセージそのものです。試験突破には最も有力な情報です。だから、なるべく早い段階から本試験を意識して勉強することは大切です。
ただ、この時期に過去問題を解くにあたり、私が個人的に危惧することがあります。
それは、
一つの問題を解いて納得するのに時間がかかりすぎて、その一点にばかり目がいき、
「木を見て森を見ず」
の状態になることです。
この時期の勉強としては、概略をつかむことの方がはるかに大事だからです。

過去問題は基本講義受講直後に正解が出せる問題はほとんどないです。
つまり、この時期で本試験レベルの問題を全てクリアすることは不可能ですし、到達レベルとしても要求していません。
しかも、本試験の問題はまだ学習されていない範囲の知識も融合させないと解けないものもあります。

とはいえ、この時期からどうしても本試験に少しでも触れて実践トレーニングを積みたい方必見。

この時期のおススメ過去問題活用法をここでお伝えしておきます。


1.ひとまず、問題に目を通す。
2.ちょっと考えてみる。
3.解答が出せない場合、じっくり考え込まずすぐに解答をみる。
4.解答を見てもわからない時は、すぐに質問する若しくは印をつけ保留とし基本講義終了後もう一度解いてみる。


これで十分です。
この時期に過去問題で得るべき情報は


・どんな感じで出題されるのか
・知識はどのように活用すべきなのか
・今後はどんなことを意識して学習を進めていけばいいのか


上記の3点をつかめばこの時期のお勉強として合格です。

 次回は、
「タイプ別モチベーションアップ方法」
についてお伝えします。