【弁理士】科目別勉強方法 その1
特許法・実用新案法:条文であそぼっ。
導入編


弁理士試験受験生の皆様。こんにちは。

法律系ブログ弁理士試験。第11回目。

今回のテーマは
「科目別勉強方法 その1 特許法・実用新案法:条文であそぼっ。導入編」
です。

そろそろ。4月からお勉強を始められ方は条文にも慣れてきた感じですか?
弁理士試験の受験生は特に理系出身の方が多く、法律のお勉強ってかなりハードル高いものだったかと思います。
私も正直、弁理士資格は欲しいけど、法律だよねー?きっついなあ。と思っていました。
私はやっぱり理系出身で、まあ理系出身だからってみんなそうとは限らないけど、国語が苦手で、法律を読んでそれを理解する?さらに覚えて、論文も書く?うわ。これは無理でしょ?絶対。
と思いつつ、「3か月で挫折」予想で弁理士試験の勉強を始めました。
でも、意外にはまってしまいました。

実は、社会人になって3年位したころ、私の同期の友人はみんな揃って
「これからは手に職よね。やっぱり資格ないとこれからの世の中厳しいでしょ。」
と言い始めて、一斉に予備校通いや通信講座受講に夢中になっていました。
「資格の勉強こそはできる社会人のステイタス」で、
小さめのカバンにわざと資格試験用のテキストがはみ出るように入れて、
「私は志高い人アピール」している人がいっぱいいました。
私もその波にまんまと乗りました。
私はなんといっても流行りものに乗っかるの大好きだし、洗脳されやすいから。
まあ、色々やりましたよー。
資格の学校やら通信講座のいいお得意さんになっちゃいました。
でも、私は地道な努力は絶対避けたかったから、
資格選びの基準は「ネーム張りいいけど、楽々ゲット」でした。
そんな資格をあれこれチャレンジ。
でも、どれものめり込めず挫折しました。

このときはもちろん、弁理士試験は選択肢になかったです。論外論外。
だって。資格選びの基準から大幅に外れてるでしょ。
科目多いし、結構難関だし、3次まであるんでしょ。ここまで重いのやるガッツなかったです。

でも、諸事情あり、弁理士資格ゲットを目指す展開になりました。
今までのどの資格も挫折したから、弁理士も挫折は必至と思っていただけに、こんなにはまるのは自分でも意外でした。
なぜ、こんなにはまったのか?
それは、
「法律は規則正しく、美しく、体系的」
にできていて、かなりざっくりな解釈ですが、私の大好きな数学に根本思想が似ている感じがしました。たぶん。だからかな?私の中にスッと浸透していきました。

前置き長くなりましたが、
お勉強がちょっと進まれた皆さんとようやく、法律を学ぶことの楽しさについて語ることができる日がきましたので、そのことをテーマにお伝えします。
「特許法の勉強の仕方」っていうか、
もっと軽い気持ちで。
「ちょっと条文で遊んで、法律の世界を楽しみましょう☆」

まず。
法律は
1条は法目的で、2条は大事な規定の定義です。
そして、
法律は究極には1条の法目的を達成するためにあるので、
各規定の趣旨がわかりづらいなあと思ったら、このことを思い出してください。

そして、
法律の並び方にはおおまかに3つのパターンがあります。
1. 原則から例外へパターン
2. 上位概念から下位概念パターン
3. ある規定を列挙し、その規定にはあんなこともこんなことも規定されているよ
と次々展開していくパターン


では、3つのパターンから見る法律の楽しみ方を
今回から2回に亘ってご紹介しますね。
今回は導入編です。
「1. 原則から例外へ」の簡単なものからはじめましょうか。
 ・特29条って3つのパーツからなりますよね。
① 1項柱書:産業上利用することができる発明
② 1項各号:新規性
③ 2項:進歩性

この特29条の「②新規性」を基準として、
原則(特29条)→ちょっと例外(特29条の2)→ガチな例外(特30条)
という流れですよ。
特29条のお隣の特29条の2は「準公知」つまり、「新規性のちょっとだけ例外」で、
ほんとは先願公開前に出願なら登録されるけど、
そんなの登録しちゃったらまずいよねー。というわけで特29条の2があるんですよね。
特29条の2のお隣の特30条は
その名の通り「新規性喪失の例外」で、文句なしの例外ですよね。
特29条をガチ厳守なら、新規性なかったら登録されないのに、一定の要件具備で
新規性なくても大丈夫なんですよね。


次回は、法律の世界を楽しむ。をさらに展開させます。
お楽しみに。