【弁理士】
「弁理士試験制度を掴む(その1)」

 

弁理士試験受験生の皆様。こんにちは。TAC弁理士講座担当の齋藤晶子です。

今週は「弁理士試験制度を掴む(その1)」ついてお伝えします。

桜が咲き、街中が華やかに色づき、同時に来年、再来年の弁理士試験合格に向けた合格コースの基本講義がスタートしました。
新たな目標を持ち、イキイキとしていて、皆さん、目が輝いています。
私も、そのパワーをいただいて、一緒に頑張っていこうを思います。
この時期は、これからスタートする方、去年の今頃から試験勉強をスタートし最終仕上げの追い込みをかけてらっしゃる方、双方が共存し、TAC弁理士講座は活気づいていますね。
この勢いに便乗して、私も日々前進し、そして、皆様をサポートしていこうと思います。
さて、今回からは、弁理士試験の受験にチャレンジされる皆様に向けて、弁理士試験の試験制度や最終合格に向けた勉強方法についてご説明いたします。

今回は、弁理士試験の概要をざっくりご説明させていただきます。
弁理士試験は、免除制度があるなど、受験制度が複雑で、受験生自体がまた多様化しているのが現状です。そんな内容も盛りこんでいきますね。

1.試験は3ステージ
弁理士試験は、
第1ステージ:短答式試験
第2ステージ:論文式試験
第3ステージ:口述試験
の3つのステージでの実施となります。
第2ステージはさらに、必須科目と選択科目があります。

2.3つのステージの実施時期
第1ステージ:5月下旬
第2ステージ:必須科目は7月上旬
       選択科目は7月下旬
第3ステージ:10月中旬

3.各ステージの内容
(1)第1ステージ:短答式筆記試験
①試験方式
マークシート方式ですよ。
TOEICとか、大学入試センター試験などでおなじみですね。
②科目
i)特許・実用新案法
ii)意匠法
iii)商標法
iv)工業所有権に関する条約
v)著作権法、不正競争防止法
  ここで、
「iv)工業所有権に関する条約」は
「パリ条約」「PCT条約」「TRIPS協定」「マドリッド協定議定書」「ジュネーブ改正協定」等、複数の条約が含まれています。
特に、「PCT条約」はすごく厄介で、問題も細かいところが問われます。
③出題数
i)特許・実用新案法は20問
ii)~v)は各10問
計60問です。
ここで、
「i) 特許・実用新案法は20問」とは、「特許法10問、実用新案法は10問」と均等に
 振られるのでなく、ほとんど特許法が中心です。
 実用新案法は1問~2問位という感じですね。
そして、1問は大体5枝位ですので、全部で300枝位です。
④出題形式
5枝択一ですよ。
でも、これには2種類、
i)「正しいもの」又は、「間違っているもの」一つを選べばOK
ii)「正しい枝の数」又は、「間違っている枝の数」を答えるもの
があります。
i)の場合は、決め枝がわかれば、他の枝の内容がわからなくても正解に辿りつけます。
  一方、
 ii)の場合は、すべての枝の内容がわからなければ正解を導くことができないのです。
 因みに、最近の問題はii)タイプが多く、難易度が高くなっています。
⑤試験時間
 3時間半です。
 60問を3時間半で解くことになりますが、30分は見直し時間とします。
 そうすると、10問、約50枝を30分で解くペースとなります。
⑥合格基準点
 満点(60点)の65%。つまり39点が基準点となります。
 これは、相対評価ではなく、絶対評価です。39点以上が何人でも、39点以上を取れば合格者になれます。自分との闘いですね。
 あとは、平成28年から科目別基準点が設けられ、上記i)からv)の各科目が40%程度の点を獲得している必要がありますよ。ということは、苦手科目を作ることは許されませんよ。




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