【知財】
知財検定試験合格のためにすべきこと

 

はじめに

皆様はじめまして。本日から知的財産管理技能検定®(俗にいう「知財検定」試験)についての色んな情報をこのブログで紹介していきます。まず初回の今回は、知財検定試験に合格するための勉強方法のポイントをお話しします。

1.メリハリ

知財検定試験では、知的財産に関連する多くの法令が出題されます。しかし、その出題割合は大きく差があります。詳細は次回のブログでお話ししますが、25%程度もの出題割合を占める分野もあれば、1問出るか出ないの分野もあります。そこで、まずは、どの分野に力を入れて勉強しなければならないのか、メリハリをつけることが大切です。1問出るか出ないかの分野に時間をかけて、その1問が正解できたとしても、25%の分野を落としているようでは、合格は望めません。どの分野で何点くらい取ろうという戦略も大切です。

2.正確な知識

次に、知財検定試験で問われる内容は、正確な知識が要求されるものが多いです。この点は、ビジネス実務法務検定試験®(俗にいう「ビジ法」試験)等とは異なる点かと思います。正確な知識とは、例えば、知的財産権の代表格、特許権は、出願から20年が存続期間となっています。これを数字も含めて正確に覚えておかなければ、正解が出せない問題が出題されるのです。常套手段の出題方法として、年数を10年にすり替えることはもちろん、「登録から20年」というような引っ掛け方もあります。他にも、特許権を維持するためには、特許料の納付が必要となります。最初の3年分は登録時に支払っているので、4年目以降の分を前年が終わるまでに支払う必要があります。ただし、「追納」といって、前年が終了しても、6ヶ月なら、割増料金を支払うことで、特許権を維持してもらうことができます。この割増特許料を支払うと通常の倍額かかることになります。すなわち、仮に4年目の特許料が5万円であるとすれば、追納になってしまうと、本来の特許料5万円と割増特許料5万円の計10万円かかるということです。この知識を問う出題で「特許権は、前年終了後6ヶ月以内に特許料の倍額の割増特許料を支払えば、特許権を維持できる」という引っ掛け問題が出されたことがあります。これでは、本来の特許料の3倍払わされることになりますから誤りです。「特許料と同額の割増特許料」が正解なのです。このように、正確な知識を習得していることに加えて、実際に問題を解くにあたっても、目を凝らして問題を読み、正確に判断することも必要になります。

3.過去問の反復練習

知財検定試験では、過去に出題された問題が手を変え品を変え出題されることが特徴的です。そこで、過去問を何度も解き、確実に正解を出せるようにしておくことが最善策となります。最初のうちは、勉強した分野毎に過去問を解いて練習すれば良いですが、勉強が進めば、近年に出題された問題を実際の解答時間に合わせて通しで解いてみるべきです。というのも、分野毎に解いているときには正解できた問題でも、他の分野と混在することで、惑わされたり、知識があやふやになることはよくあることだからです。

以上、知財検定試験に合格するための3つのポイントをお話ししました。次回は、具体的にどの分野からどのくらいの割合で出題されるかをお話しします。