【行政書士】

記述式問題対策講座・第1回


前回、お楽しみにしていた6月のブログは、「記述式問題対策講座」と銘打って、行政書士受験生なら誰しも気になる記述式問題の対策を立てていきましょう。8回シリーズでお届けする予定です。

まずは記述式問題の概要をおさらいしましょう。

【試験概要】
記述式問題は、40字程度で答えを書く問題です。
全60問中3問出題されます。

3問とはいっても、1問20点ですから3問で60点
択一式5問分に相当します。
この配点の高さが、記述式問題が行政書士試験で重要だといわれる最大の理由です。
ここで得点できるかどうかが、合格ラインを越えるかどうかに大きく影響します。
ただ、満点は難しいとしても、合格をより容易にするために30点~40点を目標としたいところです。

それでは次に、やるべきことを大きくとらえてみます。

【記述対策・大前提】
<1.基本的知識の構築>
まず、記述式問題で得点するために必要なことは、基本的な条文や判例知識をしっかりと押さえることです。
「押さえる」というのは、条文や判例の意味を覚えたうえで、その条文や判例がどのような場合に使われることになるのか、また、条文や判例の趣旨をしっかり理解しておくことです。
今年の記述は難しいと言われていますが、基本的な知識が確実に身についていれば、30点~40点は確保できる問題だといえます。

基本的な条文と判例をしっかり身に付けることがこのことが、まずは記述式問題対策の第一です。

<2.答案を書く練習>

それから、マーク式と異なり、記述式は実際に文章を鉛筆で書くことになります。
したがって、書く練習をすることが必要です。
これが、記述式問題対策の第二です。

最近は、インターネットや携帯が普及して、自分の手で字を書く機会が減ってきていると思います。
簡単な漢字を「ど忘れ」することも結構あります(笑)。
講座を受けている方は、板書をノートするときに記述を意識する。
そうでない方も、過去問でよく問われている条文・判例や、択一式問題を解いていて間違えた条文・判例は実際に書いてみる。

とにかく、手を動かして字を書くこと、これも記述式の対策としては重要なことです。

【記述では何が問われるか?】
記述式問題も「問題」である以上、「答え」は必ずあります。

そして、記述式問題での「問い」は、一言でいうと、
「条文にはなんて書いてあるの?」「判例はなんて言ってるの?」という「問い」になります
ですので、「答え」は、「条文にはこう書いてあります。」「判例はこう言ってます。」
ということになります。
「感想を書いてください。」とか、「あなたの考えを書いてください。」といった、百人百様の書き方がある「正解がない」問題ではないということをしっかり押さえておいてください。

そして、記述式問題を解くための手順(マニュアル)も存在します。
それは4つの手順になります。
その4つの手順とは???

それは、次回にお話しすることとしましょう。
次回は「記述式解法4つの手順」です。
お楽しみに!

(つづく)