【社会保険労務士】
「土壇場での実力の出し方は?」



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 今日は、8月19日。「リオ・オリンピック」や「夏の高校野球」が、毎日熱戦を繰りひろげているので、普段、帰りに飲むことが好きな私も、まっすぐ家に帰ってテレビを見るという健康的な生活が2週間も続いています。
 オリンピックの前半戦の中では、卓球男子シングルスの水谷隼選手のメダル獲得と、4時間におよぶ死闘となった女子団体戦準決勝のドイツ戦、福原選手、石川選手、伊藤選手の気迫あふれるプレーには、感動しました。個人的には、体重別ではない競技が好きです。
 また、初日の競泳男子400M個人メドレーの萩野選手と瀬戸選手のダブル表彰台は、圧巻でした。小学生からライバルだった二人が、そのまま成長し、オリンピックという大舞台で、二人ともメダルを取るというのは、何という奇跡的な物語でしょうか!

 さて、夏のオリンピックというと、私は、20年前の有森裕子選手のことを思い出す。1996年7月のアトランタ・オリンピック 女子マラソン。ちょうど、生中継がNHKであり、私はテレビに釘付けになった。
 有森さんは、4年前(1992年)のバルセロナ・オリンピックで、銀メダルを獲得する大活躍をした。それから、4年後の2度目のオリンピックの舞台である。
 実は、私は有森さんのファンではなかった。代表に選ばれた経緯などもあって、なんとなく、好きになれない選手でした。それが、アトランタ・オリンピックのマラソン生中継を見ていく内に、すっかりファンになってしまった。
 このレースの序盤、有森選手は優勝したロバ選手を必死に2位で追いかけていた。しかし、次第にロバ選手との距離は離れ、35km付近では、エゴロワ選手にも抜かれてしまい、3位に落ちてしまった。この時点で、誰の目にも有森のスタミナ切れは、明らかだった。
 しかし、ここからゴールまでの、残り7キロの走りが、歴史的な感動を呼ぶ。
 オリンピックにおいて、3位と4位は、天と地ほどに違う。いや、それ以上と言っても過言ではない。メダリストになれるかどうかの瀬戸際である。
 4位はドイツのカトリン・ドーレ選手。このドーレ選手の走りがとても力強く、有森を抜くのは時間の問題かと思われた。
 しかし、ここから有森は粘りに粘った!あらん限りの力をつくし、とにかく、命をかけて走っていたように、私には見えた。
 この不思議な感覚は、「生放送」で見ていた人にしかわかりません!私はテレビの前で絶叫していた。

 「有森がんばれ!有森がんばれ!!有森がんばれ!!」

 こんなにスポーツ選手に感情移入したのは、初めてだと思う。
 ゴールまでの7キロが、とてつもなく長く感じた。真後ろにまで迫ってきたドーレ選手をふりきり、わずか6秒差で、有森は、ギリギリ逃げ切った。
 銅メダルだ!!
 直後のインタビューは、昨日のことのように覚えている。

 「メダルの色は、銅かもしれませんが。。。。。。終わってから、なんで、もっと頑張れなかったんだろうというレースは、したくなかったし、、、今回はそう思っていないし、、、、、、(涙、涙)初めて、自分で自分を誉めてあげたいと思います!」

 と涙ながらに語り、見ていた私も大号泣だった。

 このインタビューは私の考え方を変えた。翌月、会社に辞表を出した。お客様をだますような仕事の内容に耐えられなくなっていた。

 後年、社労士の試験勉強をしているときに、「労働に関する一般常識」で学習した「マズローの欲求5段階説」で、この有森選手の走りを思い出しました。
 第1段階の生理的欲求、第2段階の安全欲求、第3段階の社会的欲求、第4段階の承認欲求、これは、尊厳欲求とも言われ、他者から認められたい、尊敬されたいという、自らの心を充たしたいという欲求です。そして、承認欲求が満たされると、第5段階の自己実現欲求が生まれます。オリンピックのメダリストは、この第5段階に到達している人たちなんだなあと。

 受験生の皆様も、本試験の択一式の3時間30分。とてつもなく長くてつらい時間ですが、「終わってから、なんで、もっと頑張れなかったんだろう。」という試験にならないように、諦めずに力を出し切ってください!

つづく。



今年、社労士本試験を受験される方へ

 本試験まで、いよいよあと9日ですね。TAC社労士講座では、TACホームページにて本試験当日より解答速報を順次公開させていただく予定です。
○選択式 8/28(日)16:00 公開予定
○択一式 8/28(日)21:00 公開予定

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