【社会保険労務士】
「 東麻布、野田岩のうなぎ 」



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こんにちは。今日は1月13日。そろそろ正月の休みボケも薄れ、いつもの日常生活に戻り仕事や勉強の調子が出てきたころでしょうか?

さて、先日、東麻布にある老舗のうなぎ屋の「野田岩」に行ってきました。江戸時代の寛政年間に創業した歴史のあるお店で、NHKなどマスコミでも紹介されています。
外観は、飛騨高山の古民家を移築したもので、土蔵造風の店舗及びベテラン従業員の佇まいが独特の高級感を醸し出しています。

うな重の種類が、普通のお店は3段階(松竹梅)だと思うのですが、「野田岩」は、6段階に分かれていました。この6段階というのが、選ぶのには何とも悩ましく、偶数なので真ん中というものがないので、上から3番目を選びました。
この3番目を選んだ短い時間の中にもいろいろと葛藤がありました。
店内はそれほど広いわけではなく、隣の席の会話も聞こえるので、慎重に選びました。

仲居さん「ご注文が決まりましたら、お呼びください。」
私(心の中の声)
「ん~~~6段階に分かれているのか?普通は、どれを選ぶのかな?
5番目、6番目は、安いのが魅力だけど、見栄もあるし選びづらいなあ。
でも、1番上は高いし、2番目も高いなあ。
4番目を選ぶのも何だかセコいと思われるかな?
3番目が無難なのかな?」
という感じでした。

ちなみに、味は評判通り美味しく(濃すぎず、薄すぎず)、ご飯の量も適量で、バランスがよかったと思います。
なお、夜の営業時間は午後5時から午後8時までと短めです。最近の飲食業界では異例の短さだと思いますが、よくよく考えてみれば、仕込みの時間や片付けの時間等も考慮すると、これ位がベストなのかと思います。
深夜24時まで営業のお店等は、従業員はどうやって帰宅するのでしょう?私自身、販売業が長かったので、どうしても従業員目線になります。当時、閉店ギリギリに来るお客様もいましたが、販売員も人間なので、閉店後のお客様に対しては、接客パフォーマンスは落ちます。(まして、閉店ギリギリに入って、何も買わずに帰るお客様の場合は、どっと疲れました。)
一般的に、長時間営業のお店では、従業員の緊張感が持続せず、良い接客が難しいと推測いたします。接客担当の従業員のパフォーマンスを考えると3時間位が限界なのかもしれません。
また、女性従業員の帰宅の安全性を考慮すると、あまり遅い時間までの労働は危険かもしれません。

さて、飲食業界に関連した問題が、平成28年の本試験(労災保険法)で出題されました。

『商店が閉店した後は人通りがなくなる地下街入口付近の暗いところで、勤務先からの帰宅途中に、暴漢に後頭部を殴打され財布をとられたキャバレー勤務の労働者が負った後頭部の裂傷は、通勤災害と認められる。』

○か×か?
これは、もちろん、○です。通勤災害と認められます。

このような問題を考えるときは、常識的感覚で考えてみましょう。つまり、職業によっては、朝早い仕事もありますし、逆に夜遅い仕事もあります。どのような時間帯であれ、それが所定の要件を満たしていれば、深夜の仕事でも当然、通勤災害と認められます。

なお、問題文の表現が古いですが、これは、昭和49年6月の通達です。
深夜退勤する途上において「強盗」や「恐喝」等に出会い、その結果負傷することも通常考えうることである。しかも、当該災害が被災労働者の挑発行為等、恣意的行為により生じたものではなく、また、当事者間に怨恨関係があるとする特別の事情なども見いだせないことから、通勤に通常伴う危険が具体化したものと認められる。

このように、実際の事例から、それが業務災害や通勤災害と認められるか否かという問題が多く出題されているので、今後も注意が必要です。

つづく。