【社会保険労務士】
「 一般常識対策を考える 」



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こんにちは。今日は7月28日。本試験まで、あと1か月となりました。受験生の皆様の勉強の調子はいかがでしょうか?
毎日、暑い日が続くので、休日に外出する元気もなく、家でテレビ等を観る日が多くなっています。

先日、久しぶりに時代劇専門チャンネルで「必殺シリーズ」を観たのですが、やはり、昔の必殺は面白くて格好いいです。映像の陰影と効果的な音楽。(あの有名な必殺のテーマ音楽は平尾昌晃さんの作曲です。)そして、毎回、捻りのある脚本。
昭和47年~昭和52年にかけての初期の必殺作品は、ハードボイルドの傑作と言えるでしょう。藤田まこと、中村敦夫、大出俊、などが出演する「必殺仕業人」は、中でも完成度が高い作品です。
(若い世代の人は時代劇=水戸黄門という認識で、つまらないものと考える人も多いでしょうが、(水戸黄門は確かにつまらないです。)初期の必殺は、そのようなものとは全く異なり、毎回脚本にどんでん返しがあり、社会派の作品が多かったのです。)

その話の中に、悪徳金貸しの話が出てくるのですが、大商家の20歳の若旦那をハニートラップを使ってたぶらかし、300両もの借金を作らせて、大儲けを企むというあらすじです。(1両=約5万円 現在の貨幣価値)
作品の中で、担保を持っていない20歳の若旦那に、300両もの大金を貸し付けることができるものだろうか?という疑問が持ち上がるのですが、そこには「死に一倍」という、金貸し独特の担保制度が存在していたというからくりです。
「死に一倍」とは、親の命を担保にして金を借り、親が死んだら、借りた金の300両を倍の600両にして返すという約束です。つまり、大商家などは、通常、親が死ねば、子が跡取りになるので、それを当てにして、金を貸す(金を返す)という仕組みです。
悪徳金貸しとしては、1日でも早く、親に死んでもらいたいという欲望があり、そこに複雑な人間ドラマが生まれるというわけです。


この話を見終わったあと、日本の国の借金のことを考えました。
(このあたりから、社労士試験の一般常識の話に入りますよ~~。)
2016年12月現在、国の借金は過去最高の「1066兆円」となり、国民1人あたり約840万円の借金を抱えています。
基礎的財政収支も赤字で、現政府の経済政策の限界、そして借金の返済は、子や孫の世代へと先送りしているという感じがするのは、私だけでしょうか??
この背景には、社会保障給付費の増加というものがあります。
平成26年度の数字ですが、社会保障給付費の総額は、約112兆円です。
内訳は次のようなものです。
年金=54兆円
医療=36兆円
福祉=21兆円


上記の大まかな数字は押さえておいた方がよいでしょう。
たとえば、総額で100兆円を超えているという所や、年金>医療>福祉>という順番なども覚えておいた方がよいでしょう。
年金だけで、54兆円というのは驚くべき数字であり、この数字からも、現在の日本が「少子高齢化」という問題に直面していることが分かります。

現在、国民の約3割(約4000万人)が公的年金を受給し、高齢者世帯の収入の約7割を公的年金が占めるなど、国民の老後生活の柱としての役割を担っています。

一方、公的年金制度の被保険者の数は、約6700万人です。保険料を納付する者、年金を受給する者のバランスが崩れているのが分かると思います。

なお、第1号被保険者の数は、約1660万人。第3号被保険者の数は、約915万人です。つまり、第1号被保険者>第3号被保険者というわけです。
細かい数字は覚えなくても構わないので、どちらの方が多いかだけでも押さえておきましょう。

また、少子高齢化に関連するものとして以下の数値も押さえておきたいところです。
男性の平均寿命=80.79歳
女性の平均寿命=87.05歳
高 齢 化 率=26.7%
合計特殊出生率=1.45


上記の4項目は、いわゆる「一般常識」なので、このあたりの知識は身に付けておいてほしいところです。
開業社労士を目指すのであれば、「学力」だけでなく「人間力」も求められます。
ゆえに、社労士試験の中に「一般常識」という科目があり、その配点も、択一式では70点満点中の10点
選択式では、「労一」=5点、「社一」=5点と、40点満点中の10点という高い配分になっています。
すでに主要科目に自信のある人は、残り1か月、一般常識対策に多くの時間を割くべきかもしれません。

つづく。