【社会保険労務士】
「 45歳の壁はあるのか?ないのか? 」



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こんにちは。今日は9月15日。以前は、9月15日は「敬老の日」でしたが、数年前の法改正で、敬老の日は、9月の第3月曜日に変更になりました。
いわゆる「ハッピーマンデー法」のために、祝日の本来の意味が薄れていると感じるのですが、皆様は、どのように思われますか?

65歳以上の高齢者人口は3461万人(平成28年9月15日現在推計)で、総人口に占める割合は27.3%となっています。
国民の4人に1人以上が、65歳以上ということは、「社会保険に関する一般常識」で、問われる可能性があるので、覚えておきましょう。


さて、9月に入ってから、テレビ等でプロの将棋対局を「生放送」で見る機会が2度ありました。1つ目は、9月3日(日)午前10時からのNHK杯将棋トーナメント、森内俊之九段対藤井総太四段の一戦です。この番組は、毎週放送されていて通常は録画放送ですが、この日は、藤井四段の人気もあって、異例の生放送となりました。
プロ野球中継であれば、生放送は当たり前なのですが、NHK杯の将棋の生中継というのは異例なので、見ている私も何故だか緊張しました。(>_<)
対局内容は、15歳の藤井四段が、46歳の森内九段を終始押しまくり、圧勝でした。森内九段は、名人通算8期の18世永世名人資格者なのですが、全盛期の力はなく、衰えが目立ちました。
また、9月5日(火)の羽生善治王座対中村太地六段の王座戦第1局は、午前9時から始まり、終わったのが、午後10時53分!実に14時間の死闘でした。🕘~🕙
その日の私は、午後7時過ぎに仕事を終え、8時50分頃に帰宅したのですが、まだ対局は終わっておらず、両者、各5時間の持ち時間を使い切り、1手1分のいわゆる「1分将棋」のギリギリの大熱戦が続き、185手の長手数で中村六段が逆転勝ちました。王座獲得まで、あと2勝です。一方、羽生王座は、もし王座を失うと「棋聖」だけとなってしまいます。☗☖
羽生さんも、今月の誕生日で47歳。15歳でデビューしてから30年以上激戦を戦ってきた積年の精神的、肉体的な疲労が心配です。
私は羽生さんのファンなので、何とかタイトルを防衛してほしいと願っています。

一般に45歳を過ぎると、いろいろな能力が落ちるとは言われています。
社労士試験の学習の中でも、45歳というキーワードは、いろいろな法律で問われます。
受験経験のある読者の方であれば、雇用保険法の所定給付日数で思い出す箇所があると思います。
失業したときに、基本手当が支給されますが、特定受給資格者の所定給付日数は、毎年のように本試験に出題されています。


<算定基礎期間と年齢の関係>

1年未満1年以上
5年未満
5年以上
10年未満
10年以上
20年未満
20年以上
30歳未満90日90日120日180日---
30歳以上
35歳未満
120日180日210日240日
35歳以上
45歳未満
150日180日240日270日
45歳以上
60歳未満
180日240日270日330日
60歳以上
65歳未満
150日180日210日240日


上記の表で目立つのは、45歳以上になると、所定給付日数が跳ね上がるということです。
一般的に失業したときに45歳以上の場合、再就職先を探すことが難しいと言われています。ですので、45歳以上60歳未満の者の所定給付日数が多くなっています。
なお、この日数の覚え方ですが、語呂合わせで「岩西船三(いわにしふなぞう)」と覚えました。岩(180日)西(240日)船(270日)三(330日)どうですか?記憶に残りやすいと思います。
🚢🚢🚢
このような数字の問題は、毎日、自宅の机の前に貼っておけば、自然と覚えることができるはずです。

さて、今年の本試験の労働基準法 問題1Aに面白い問題が出題されたので、紹介したいと思います。

『1か月単位の変形労働時間制により、毎週日曜を起算日とする1週間について、各週の月曜、火曜、木曜、金曜を所定労働日とし、その所定労働時間をそれぞれ9時間、計36時間としている事業場において、その各所定労働日に9時間を超えて労働時間を延長すれば、その延長した時間は法定労働時間を超えた労働となるが、日曜から金曜までの間において所定通り労働した後の土曜に6時間の労働をさせた場合は、そのうちの2時間が法定労働時間を超えた労働になる。』 ○か×か??

この問題は労働基準法の問1のAなので、全70問題(350肢)の一番最初の問題でした。

問題の考え方としては、1週間4日労働で、1日あたり9時間、1週間計36時間の労働という事業場で、土曜日に6時間労働させたわけですから、36+6=42時間。
法定労働時間は、40時間ですから、42時間-40時間=2時間。
2時間が法定労働時間を超えた労働になる。⇒ ○ですね。

問題1は、正しいものはどれかという設問なのですが、実はこのAが正解肢だったのですが、最初のAがいきなり正解というのは、受験生心理としては、疑心暗鬼を生みやすく、データリサーチ上の正解率は、26%ほどでした。
「Aが正解というのは、何か裏があるなあ。怪しいなあ。」
などと思ってはいけません。

このように、本試験というのは、心理戦が絡むので、基本的な問題でも取りこぼすことがあるという一例です。試験問題作成者の心理戦には気を付けましょう。


つづく。