【社会保険労務士】
「 少年老い易く学成り難し・光陰矢の如し 」



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こんにちは。今日は9月29日。突然ですが、読者の皆様の年齢はおいくつですか?(このブログは双方向ではないので、皆様の年齢層が把握できないのですが、おそらく社労士という資格の性質上、30代~50代の方が多いと推測していますが。)(^^)/
先日、テレビ東京の「モヤモヤさまぁ~ず2」(さまぁ~ずと福田典子アナの3名が、マイナーな町をぶらぶらする、人気散歩番組)を見ていたら、下町のとあるパン屋さんを訪問したのですが、そこの70代のご主人がなかなか面白い人で、元々「おもちゃ屋」をしていたところ、40年ほど前に経営に行き詰まりを感じ、独学でパン屋さんを開業し、以来約40年間営業しているとのこと。

しかしながら、このご主人、どうも「パン」そのものが好きでパン屋さんをやっているわけではなく、パン作りはあくまでも「仕事」のためにしているとのこと。趣味は「詩吟」で、約50年も吟じているらしい。

「詩吟」というものは、私も含めて、ほとんどの人に馴染みの薄いものだと思います。
唯一、お笑い芸人の天津木村が10年ほど前に流行させた「○ロ詩吟」だけは、知っているという人がほとんどではないでしょうか?(#^^#)
「 吟じます! 女の子とデートしてる時に~~~~♪ ~~~~な気がする~~♪~。あると思います!」で締めくくる、例のあれです。
しかし、このパン屋のご主人の詩吟は、本物の詩吟。テレビ用に短めのものをひとつ吟じてほしいとリクエストすると、
パン屋さんの雰囲気が瞬く間に消え去り、豹変、素晴らしい詩吟を披露してくれました。
そのご主人が吟じたのが、次の言葉です。

『 少年老い易く学成り難し(しょうねんおいやすく、がくなりがたし)』

元々深い意味のある言葉ですが、詩吟で聞くと、心にズドンと響きます。
「人は、若いうちは先が長いものだと思っているが、すぐに歳をとってしまうもの。 反して、学問は容易に修めがたいものであるから、若いうちから時間を惜しんで勉学に励むべきだ。」という意味です。

30代の方は年齢というものを、まだそれほど意識しないと思いますが、40歳を過ぎ、50歳も近くなると人生の折り返し地点を過ぎ、平均寿命まで残り何年と数えるようになり、否が応でも人生は「有限」ということを実感します。光陰矢の如しというのは、本当に実感する今日この頃です。🍂🍂🍂
また、学問は容易に修めがたいものであるから、若いうちから時間を惜しんで勉学に励むべきだ、というのも、10代のころには実感としては感じられず、社会人になってから、
「あ~~あの時、もっと勉強しておけば良かったなあ」
と、誰もが感じることだと思います。(東大生を除く。)

ただし幸いなことに、社労士試験の合格者の内訳は、40歳以上が約60%、50歳以上は約25%なので、読者の皆様で、50代60代の人も諦める必要はありません。
合格者の4人に1人が、50歳以上というのは、昨年のデータを調べていて、改めて驚きました。


さて、今年の本試験に次のような問題が出題されました。

『 労働基準法第35条に定める「一回の休日」は、24時間継続して労働義務から解放するものであれば、起算時点は問わないのが原則である。』
○か×か分かりますか?
🕖
🕓
🕘
正解は、✖です。
休日というのは、原則として、「暦日」を指し、午前零時から午後12時までの24時間の休業を指すとされています。
そもそも労働基準法第35条とは、次のような内容です。
『 使用者は、労働者に対して、毎週少なくとも1回の休日を与えなければならない。』

工場労働などでは、次のような労働環境があるかもしれません。
午前8時から翌日の午前8時までの労働、その後、午前8時から翌日の午前8時までの非番を繰り返す、一昼夜交替勤務の場合はどうでしょうか?☯
24時間ごとに、労働と非番を繰り返していますが、このような場合、暦日の休日を与えていないので、1週間に1回は「暦日」の休日を与えなければなりません。(平成24年の本試験で、まさにこの論点が出題されました。)
24時間営業の販売店等も、気を付けた方がよいと思います。
ところで、この法律、大企業等で働く人には、少し意外かもしれません。週休二日制というのは、法律で規定されているわけではありません。あくまでも、法律の規定では、1週間に1回の休日でよいということなのです。
1週間の法定労働時間は、40時間なので、次のような労働条件が考えられます。
A社⇒8時間×5日=40時間
B社⇒7時間×5日+5時間×1日=40時間(週6日労働)
A社もB社も合法ですが、皆様が、大学生だったら、どちらの会社に入社したいですか?
ほとんどの人が、A社の方がよいと言うでしょう。

今、政府は、「働き方改革」ということで、いろいろなことを話し合っていますが、上記のB社のような就業規則の場合、労働時間は40時間でも、週6日勤務ということは、往復の通勤時間を考慮すると、中高年者には体力的に厳しいものです。
個人的には、週休二日制を強制するくらいの「画期的な法改正」を望みたいものです。休日が増えた方が、経済が循環すると思うのですが、皆様はどのように思われますか?

つづく。