【司法試験】の試験倍率について知ろう!


今日は、司法試験の「試験倍率」についてお伝えしていきます!

先週、司法試験の受験資格を得るには、①法科大学院を卒業、②司法試験予備試験合格の2つの選択肢があるとお伝えしました。倍率は試験ごとに異なるので順番に説明していきます。

まず、①法科大学院の試験倍率です。こちらの試験は大学院によって数字が異なり、高い大学は3倍超え、一方低い大学は1倍代となっています(平成27年4月1日 中央教育審議会資料より)。近年、法科大学院を取り巻く環境は大きく変化しており、試験科目、試験制度も毎年のように変更になっております。よって、法科大学院を選ぶ際は、競争倍率だけでなく上記要素を鑑みて総合的に判断するようにしてください。

次に、②司法試験予備試験の試験倍率です。こちらの試験は、他の資格試験と比較しても試験倍率の高い(合格率の低い)難関試験となっております。近年は、合格率3.0~3.8%前後となっておりますが、導入された平成23年は1.8%の超難関試験でした。ちなみに、出願者数は、平成23年が8,971人。その後、多少の変動はあるものの、増加傾向となり平成27年は12,543人となっております。

最後に、司法試験の試験倍率です。こちらの試験は、合格者数2,000人前後、合格率約25%前後で推移しております(平成27年は、合格者数1,850人、合格率23.0%)。申込者数は、平成23年の11,891人をピークに少しずつ減少傾向となり、平成27年は9,072人となっております。

ちなみに、各法科大学院・予備試験の司法試験合格率は、予備試験の61.8%を筆頭に難関法科大学院(東京大学、一橋大学など)がその名を連ねています。特に、トップ10に入る大学は多少の変動こそあるにせよ、毎年その順位は大きく変わっておりません。

これから、法科大学院を目指す方は、各大学の入試倍率だけでなく、その後の司法試験合格率も参考にして選ぶようにしましょう。

近年、受験のしやすさ等から予備試験に注目が集まっていますが、その合格率は上記からも分かるように、3%代と非常に低い数字となっております。金銭的、学習時間の面から法科大学院に通うことが難しい方は別ですが、受験資格を得るためには、法科大学院も選択肢の一つとして考慮するようにしてみてください。

次回は、「試験科目」についてお伝えいたします!