【司法試験】試験倍率について知ろう!


2017.5.22

 

2017年5月21日で、平成29年司法試験&予備試験(短答式試験)が終了しました。本試験を受験された皆さま、本当にお疲れ様でした。まずは、ゆっくり頭を休めていただき…その後は、絶対に再現答案を作ってください!時間に追われる中で書いた答案だと、記憶が曖昧な部分も多いとは思います。思い出したくないことを思い出してしまったりして、精神的にもきついとは思います。でも、自分のためにも皆のためにもなる、非常に価値あることです!

 

さて、今回は、直近の司法試験、予備試験、法科大学院の受験倍率についてお伝え致します。 


①法科大学院の試験倍率

こちらの試験は、大学院によって数字が異なりますが、高い大学は2.7倍を超え、そうでない大学は1.0倍前後となっています(平成28年4月1日 中央教育審議会資料より)。近年、法科大学院を取り巻く環境は大きく変化しており、試験科目、試験制度も毎年のように変更になっております。法科大学院を選ぶ際は、競争倍率だけでなく試験科目、更には奨学金制度の有無なども鑑みて総合的に判断するようにしてください。

②司法試験予備試験の試験倍率

こちらの試験は、他の資格試験と比較しても試験倍率の高い(合格率の低い)難関試験となっております。近年は、合格率3.0~3.8%前後となっておりますが、導入された平成23年は1.8%の超難関試験でした。ちなみに、出願者数は、平成23年が8,971人。その後、徐々に増加し平成29年は13,178人となっております。

③司法試験の試験倍率

こちらの試験は、合格者数1,500人前後、合格率約23%前後で推移しております。出願者数は、平成23年の11,891人をピークに少しずつ減少傾向となり、平成29年は6,716人となっております。ちなみに、各法科大学院・予備試験の司法試験合格率は、予備試験の61.5%を筆頭に難関法科大学院(東京大学、一橋大学など)がその名を連ねています。特に、トップ10に入る大学は多少の変動こそあるにせよ、毎年その順位は大きく変わっておりません。

近年、受験のしやすさ、金銭的な面から予備試験に注目が集まっていますが、その合格率は上記からも分かるように、3%代と非常に低い数字となっております。様々な面から法科大学院に通うことが難しい方は別ですが、受験資格を得るためには、法科大学院も選択肢の一つとして考慮してもいいのかなと思います。