【司法試験】の試験科目について知ろう!


今日は、司法試験の「試験科目」についてお伝えしていきます。

原則、司法試験の試験科目は、法律基本7科目と呼ばれる、憲法・行政法・民法・商法・民事訴訟法・刑法・刑事訴訟法となります。そして、憲法・行政法は公法系、民法・商法・民事訴訟法は民事系、刑法・刑事訴訟法は刑事系と呼ばれます。詳細は、試験によって異なるため、下記に具体的に示していきます。

①法科大学院入試
<適性試験>
適性試験とは、基礎的学力を図る試験となります。試験内容は、論理的判断力、分析的判断力、長文読解力、表現力の4分野からの出題となります(法律知識は問われません)。この試験は、短時間で解答できる問題を見破る能力が必要となるため、選球眼ならぬ、選球眼を鍛えることが合格の鍵を掴みます。

<法学既修者試験>
 法学既修者試験とは、法学の既修者であることを証明するための試験です。試験は第1部で憲法・民法・刑法(必須)、第2部で民事訴訟法、刑事訴訟法(任意)が出題されます。

<法科大学院入試>
 法科大学院入試は、大学によって出題形式、出題科目が異なります。論文式試験のみを課す大学もあれば、短答式、論文式の両方を課す大学もあります。ご自身が受験される大学の出題科目をよく調べ、万全の対策を立てるようにしましょう。

②司法試験予備試験
 司法試験予備試験は、短答式試験、論文式試験、口述試験の3段階選抜試験となっています。短答式試験は、法律基本7科目と一般教養科目、論文式試験は、法律基本7科目と一般教養科目以外に法律実務基礎科目が出題されます。口述試験は、法律実務基礎科目からの出題となります。

③司法試験
 司法試験は、短答式試験と論文式試験があります。短答式試験は、憲法、民法、刑法3科目の択一式試験、論文式試験は、法律基本7科目と選択科目(倒産法、租税法、経済法、知的財産法、労働法、環境法、国際関係法)の記述式試験となっております。試験は全4日間で実施されますので、体調管理にも入念な調整が必要です。

次回は、「法曹(裁判官・検察官・弁護士)のお仕事」についてお伝えいたします!