【司法試験】過去問の勉強③

2016.5.30

 

今回は「過去問の勉強方法3」として、過去問の復習の仕方についてお伝えします。

  

1 添削を受ける

 答案を書いたら、合格者や勉強仲間から添削を受けるようにしましょう。自分の答案の良いところ/悪いところは、自分では気付きにくいものです。繰り返し添削を受けていれば、何人からも指摘される事項、何度も指摘される事項が出てくると思います。良い指摘は自信を持つべきところ、悪い指摘は意識的に修正していくべきところです。

 添削を受けるのが難しい場合でも、答案を誰かに読んでもらうようにしたいところです。誰かに読ませる予定があれば、緊張感を持って答案を書くこともできます。


2 出題趣旨・採点実感

 答案を書いたら、出題趣旨・採点実感をしっかりと読みましょう。答案作成後の早い段階で読むことが重要です。問題文の事案・答案の記憶が鮮明な時の方が、出題趣旨・採点実感が頭に入りやすいと思います。事案や答案を読み直す必要がなく、時間の節約になります。

 出題趣旨・採点実感の読み方ですが、「これは書いた、これは書いていない」等と斜め読みをしている人が多いのではないでしょうか。出題趣旨・採点実感には学習のヒントが多く記載されており、これではもったいないと思います。内容の理解に努めながら、丁寧な読み込みを心がけましょう。具体的な読み方は、次回記事にしようと思います。


3 再現答案の分析

 再現答案は、目的を持って読むようにしましょう。出題趣旨・採点実感のわかりにくい部分の理解に役立てる、合格ラインを知る、読みやすい論証の参考にする等。目的はその時々で違うとは思いますが、「漠然と読んで、何も残らない」というのは避けるべきです。

 再現答案は、事実の評価の勉強によいと思います。事実の評価は、基本書を読んで勉強するのが難しいところだからです。うまい事実の評価については、ノートに書き写すなどしてストックすることをお薦めします。

 

 次回は、「過去問の勉強4」として、過去問の復習の仕方についてお伝えします。抽象的な内容の記事が続きましたが、過去問を取り上げながら、具体的な内容に触れていく予定です。