【司法試験】勉強日誌~合格までの道のり~

 

2016.8.15

 

前回は8月の月間・週間スケジュールを紹介いたしました。スケジュール通り勉強ができない場合は、適宜予定表を修正していってください。

 

さて、今回(次回も)は勉強方法について紹介したいと思います!

 

まずは、短答の勉強方法(総論)について紹介します。短答式試験の過去問を何度も解いているはずなのに、試験本番になると点数がとれない・・・という方は、ぜひご参考なさってください!

 

1.短答式試験の科目が3科目になったことで、下4法の短答対策にかけていた時間を上3法にあてられることになりました。そのため、多くの受験生が上3法の細かい短答知識を補充して短答で高得点を取ってくるのでは?と思われがちですが、実際はそうでもありません。短答の配点割合は論文に比べて低いため、時間対効果を考えてそこまで短答を勉強しない受験生が多い印象です。

しかし、短答の配点割合が低いとはいえ、高得点をとることが望ましいことに変わりありません。さらに、短答知識が論文で生かせることもありますので、安定して8割以上得点できるよう、短答対策にも力を入れるべきだと思います。

 

 

2.短答対策は、過去問演習と、条文素読、論文で問われる判例知識で十分です。過去問演習の際に登場した条文については、択一六法で逐一確認してください。その条文が想定する典型場面を考えることで、その条文の「使い方」が分かると思います。

私は、過去問演習の中で、正誤判断の正確な理由付けや根拠条文を逐一確認しなかったことが、予備試験短答不合格につながったのではないかと考えています。ただやみくもに過去問演習を繰り返し、正誤判断の理由付けが曖昧なまま次の問題に進むようにすると、「その過去問の選択肢しか正誤判断できない」状態になりかねません。もっとも、過去問演習の中で、正誤判断の理由付けが5分程度考えて理解できない場合には、次の選択肢に進むことをオススメします。何回か過去問演習を繰り返す中で、自然と正誤判断の正確な理由付けができるようになる場合があるので、気にせず先に進みましょう。

 

 

3.短答プロパーの知識は、どうしても時間が経つと忘れてしまうことが多い上、勉強を進めていく中で、他の知識と混同してしまうことがあります。そこで、直前期のまとめノートを作成するとよいと思います。

短答式試験の2週間前になれば、短答の過去問演習を繰り返していく中で、自分が絶対に間違えない問題と、もしかしたら他の条文と混同する等して間違える問題の選別ができていると思います(この選別の視点をもって、普段の過去問演習を行うべきでしょう)。自分が本番で間違える可能性のある選択肢を、本番の2週間前から過去問演習をしていく中で大学ノートに書き写します。手書きが絶対で、自分が読める程度の文字の丁寧さで足ります。蛍光ペンや色ペンで装飾するのは時間がかかるので止めた方がよいと思います。ノートには、その選択肢の正誤を判断するための必要最小限の知識を書きます。

まとめノートの分量が多くなりすぎると、試験本番で見直しきれない可能性があるので、書く分量は必要最小限にしてください。試験直前期になると、論文試験過去問の答案をフルで書くことが時間の無駄ではないか、と不安になることがありますが、答案をフルで書かなくても、このようにまとめノートに書くことで、手を動かす練習になります。

 

 

4.短答の過去問を、年度ごとに友人と時間を計って一緒に解くのもよいと思います。丸付けをした後、自分が間違えた問題について、その問題を正解した友人に解説してもらうことで、正解者の思考方法や解き方を学ぶことができます。逆に、自分が正解した問題について、その問題を間違えた友人に解説することで、より知識が定着します。

 

 

司法試験の場合、短答式試験は最終日にあります。疲労が溜まっている中で短答式試験を解くことはとても辛いものになります。普段の勉強で、自分が最も疲れているであろう時間帯に短答の勉強をして、常に本番と同じ環境を何度も経験しておくと良いと思います。

 

次回は、論文の勉強方法(総論)について紹介します!お楽しみに!