【司法試験】勉強日誌~合格までの道のり~

 


2017.2.27

 

今回は、予備校模試の受け方をご紹介します!予備校模試を受けると、受験者の中での自分の位置を知ることができ、「もう受かるから大丈夫」「もう今年は無理だ」等と考えてしまい、模試の成績に一喜一憂して終わる人が少なからずいます。もったいないです。「模試を受けてみたのはいいけど、どうすればいいの?」という方は、是非ご参考になさって下さい。


1.模試を受ける前

3月半ば頃にある予備校模試は、司法試験本番のつもりで受けてみるとよいと思います。予備校模試の前日か2日前に試験会場の下見に行くことに始まり、5日間の過ごし方をメモしておきます。何時に起きたのか、何を食べたのか、休み時間は何をして過ごしたのか、3日目の中日は何をして過ごしたのか、何時に寝たのか等をメモしておき、司法試験本番での行動指針を決定するのに役立てます。


2.模試を受けた後

模試を受け終わった後は、解説冊子を読んで復習した上で、自分の手応えや解答例を参考にして各科目の勉強で改善すべきところを考え、残り1.5ヶ月の勉強計画を作成します。具体的には、「周りの受験生が知っているような重要判例で問題となった論点に気付くことができなかった⇒判例百選の事案と判旨部分のみを再度読み込む」、「時間が足りなかった⇒大量の問題を短い制限時間の中で解く練習をする」等の対策を勉強計画に反映させます。科目毎の勉強時間のバランスについては、模試で上手くいかず、本番でも上手くいく自信のない科目の勉強時間を増やすとよいと思います。4月上旬くらいまでなら、新しい問題集に手を出してもよいと思います。ただし、可処分時間の関係上、全科目あわせて2冊までで、苦手分野のみ勉強する補助教材として利用するにとどめた方がよいです。司法試験は、「いくつかの優れた答案」を揃えるよりも、「全科目落ちない答案」を揃えたほうが受かり易いと言われています(それが難しい)。そのため、得意科目・得意分野でもっと点をとることができるようにすることよりも、苦手科目・苦手分野を平均よりやや上のレベルにもっていく方が、合格に近づくと思います。


3.答案返却後

模試の答案が返却された後は、点数と添削者のコメントを見て、自分の手応えとの不一致がないか確認します。手応えよりも点数がはるかに低い場合又は論述の不正確さについて予期せぬ箇所で添削者に指摘されている場合には、自分が認識していない弱点があると考えられるので、再度復習をした上で改善策を講じる必要があります。「模試の添削はテキトーだから当てにしなくていい」と言う人もいますが、「テキドーな添削」にも関わらず論述の不正確さ等をツッコまれた答案は、「本当に問題のある答案」なのではないでしょうか。添削者のコメントを素直に受け止めてください。模試の答案を勉強会のメンバーと交換すると、お互いの悪い癖や本番でもやってしまいそうなミスを指摘し合うことができると思います。


次回は、3月の月間予定・週間予定、一日の流れをご紹介します!