【司法試験】

合格発表直前!修習開始までの過ごし方


今回は、斉藤講師の「真・法解釈の流儀」は少しお休みをして、司法試験合格後の“司法修習”について、合格発表直前ということもあり、発表から修習開始までの具体的な過ごし方についてご紹介します。


まず、司法試験合格発表~修習開始までのスケジュールは、以下のような流れになります。


9月上旬→合格発表

9月中旬→修習生採用の出願

10月中旬→教材・事前課題が送付される

11月下旬→採用発令

12月初旬→導入修習スタート


おおまかに、発表から修習開始までは、上記のようなスケジュールとなります。


◇「導入修習」って?

導入修習とは、

・修習前に提出した事前課題の解説

・起案とその講評

・具体的な事案を題材とした演習

といった内容で実施されます。


非常にハードなスケジュールで実施されるため、導入修習中は十分な勉強時間を確保することは難しく、また開始1週間目から「即日起案」が実施されるため、導入修習開始前に各自で事前準備をしておくことが必要となります。

※即日起案、とは研修所の正規の時間内に提出しなければならない起案のことです。


また裁判官・検察官を目指す方は、「即日起案」での評価・点数が任官の可否(教官の心証)に影響します。弁護士になる場合でも、法律事務所によっては留学する際、司法修習における起案の成績が海外のどのロースクールへ入学できるかに影響することもあります。


起案には、民事裁判・刑事裁判・検察・民事弁護・刑事弁護の5科目があり、それぞれ裁判官・検察官・弁護士(原告代理人・被告代理人・弁護士)の立場に立って、判決や準備書面などの法律文書を作成することになります。点数をとるために必要なポイントは科目ごとに異なり、主張整理や事実認定をはじめとして、これまでは十分に学習してこなかった部分を問われることになるため、新たに勉強する必要があります。


合格発表後は修習ガイダンスへの参加や採用出願の手続、配属地によっては転居が必要になります。10月中旬には司法研修所から事前課題が送付されてきますので、この課題にスムーズに取り組むためにも早期の準備開始がおススメです! 


(次回に続く!)