【宅建士】
単元ごとのランクと押さえ方~
「宅建業法」編④


みなさんこんにちは。
この時期になりますと、普段講義をしている企業が夏休みに入り、我々講師側もこれ幸いとばかりにたまった原稿を片付けたり、今後の講義の予習をしたりと時間の有効活用にいそしんでおります。
前回のブログでもお話したとおり、この時期は体調を崩しやすい時期ですので、皆さんもうまく休息を取りつつ乗り切ってください。

では、今回は宅建業法の単元別重要度と押さえ方「その4」をお伝えします。


【従業者名簿・帳簿】:Aランク
→2つセットで押えるのがポイントです。「事務所ごとに備え付けること」は共通ですが、保存期間が違うので注意しましょう(原則として、従業者名簿は10年、帳簿は5年保存します)。さらに、やや細かい改正ですが、従業者名簿の記載事項から従業者の「住所」が排除されたので注意しましょう。

【事務所・案内所等の規定】:Aランク
→ほぼ毎年出題されます。やはり「比較」の観点がポイントです。例えば上記の名簿・帳簿は事務所ごとに必要なので、案内所には必要がありません。他方、「標識」は事務所案内所を問わず、すべての場所に必要です。このような比較の観点からの理解は必須なので、ぜひ押さえておいてください。

【宅建業者のモラル】:Bランク
→お客さんに迷惑をかける行為は禁止、という規定なので常識の範囲で十分に解ける問題が多いです。特に「守秘義務」「事実不告知の禁止」「断定的判断提供の禁止」を重点的に押さえておきましょう。

【媒介・代理契約の規制】:Aランク
→試験では媒介契約ばかり出ます。ポイントは「一般媒介契約」「専任媒介契約」「専属専任媒介契約」の比較です。例えば有効期間の制限の有無、指定流通機構への登録義務の有無などが重要です。
また、今年は改正点がありました。媒介契約の種類を問わず、契約の目的物である宅地や建物の売買又は交換の申込みがあったときは、遅滞なく依頼者に報告するという義務です。出題可能性が高い改正なので、ぜひ押さえておいてください。


次回は、宅建業法の単元別重要度と押さえ方「その5」をお伝えします。