【通関士】通関業者ってどんな会社があるの?


こんにちは!TAC通関士講座講師の星野敦です。
前回のブログでは、通関業者の中で通関士は中心的な役割を果たしているのだ、ということを書きました。
しかし、通関業者という名称を聴いても、いったいどんな会社があるのか、イメージがわかない、と思われた方もいるでしょう。
そこで今回は、通関業者にはどんな会社があるのか、書いていきたいと思います。

実は、日本では、通関業だけ行っている会社はごく少数です。
ほとんどの通関業者は、ほかに業務を行いながら通関手続を行っています。

たとえば、ヤマト運輸さん、佐川急便さんといった運送業者は通関業も行っています。彼らは国内だけでなく、東京からニューヨークへ、パリから大阪へ、といった国際物流を行っており、輸出入の際は税関に申告を行う必要がありますが、自社で運送だけでなく、通関も行った方がサービスの向上につながり、お客さんを獲得しやすいのです。

運送業者以外では、倉庫会社、船会社、航空会社といった物流系の会社も本来の業務以外に通関業を行っていますし、機械メーカー、飲料メーカーといったメーカーさんも、通関業者をグループ内につくって、自社製品の通関業務を任せています。

このほか、近鉄さん、阪急阪神さん、西武さんといった電鉄系の会社もグループ内に通関業者を持っていますし、フェデックスさん、DHLさんといった外資系の通関業者もあります。

一般の方にとって通関業者のイメージがわきにくいのは、多くの会社の拠点が港や空港にあり、なかなか目にする機会がないからです。
もちろん、お客さんを獲得していかねばならないので、都市部の中心部に営業所は置いていますが、都市部の営業マンの数より港や空港の通関スタッフの方の人数を多くしている会社が多いようです。

通関業者で働いている人は、「自分たちが通関書類(申告書など)をきちんと作成しないと通関が遅れてしまう。そうなると、貿易が滞ってしまう。
だからスピーディーに、しかも正確な通関書類を作成しよう」と、皆プライドをもって仕事をしています。

通関業者に興味を持たれた方は、ぜひTACの通関士セミナーにいらして、いろいろ質問してみてください。お待ちしています!