【弁理士】審判の虜(その1)


弁理士試験受験生の皆様。TAC弁理士講座担当の齋藤晶子です。

今回のテーマは「審判の虜(その1)」です。

今回からは、弁理士試験の「肝」とも言われる「審判」についてお伝えします。
審判はすごく重要です。特に短答式試験では、主要四法(特許、実用新案、意匠、商標)で、40問中8問~10問出題され、これを落とすと致命傷です。
だから、第一関門の短答式試験を突破するには、審判制覇は必須です。
でも、審判は苦手な方とか嫌いな方が多いですねー。
嫌われる理由はちょっとわかる気がします。
1つは、審判は「手続き」について淡々と覚えていくしかないので、権利化前の内容とか、権利行使の内容と比べると地味で華やかさに欠けますよね。
あとは、審判は流れを掴むことが大事なのですが、条文は残念ながら手続きのフローに沿って並べられていませんよね。条文を逐条的に読んでいると、どの場面のことを書いているのかを把握するのが難しいですよね。
更に言うと、読み替え準用が多いですよね。特159条(拒絶査定不服審判における特則)や特163条(前置審査)など。見ただけでぞっとしますね。でも、実は体系的に読んでいくと、実は一定の規則性があるものが多く、意外に嵌ります。私も実は受験生の時は、審判は大の苦手でした。でも、受講生の皆様にうまく効率的に覚えていただくにはどうすればいいかを思考錯誤し、資料やテキストを作成するようになってから、審判は実は結構面白いものなんだなあ。と思えてきました。
そんなわけで、日に日に嵌り今ではすっかり虜です。条文の数は多いですが、ある一定の規則性がありますね。これが魅力のポイントです。
そして、今年は新たな展開がありました。受講生の方から、「どうしても審判が好きになれなくて悩んでいます。」とのご相談を受けました。
今までも審判アレルギーの方を多くお見受けしましたが、ここまでの方はさすがに始めてでした。でも、この方がすごくいいアイデアを提供してくださいました。
「審判は嫌いですが、異議申立ての条文は割りとコンパクトですっきりしていて、好きなんですけどねー。」とポロっと、つぶやいてらしたのです。そうだ。克服方法はこれ使える。とひらめきました。
「異議申立て」の条文は、ほぼ手続き順番に並んでいて、すっきりしているし、わかりやすいです。
だから、審判は異議申立てと並行して勉強していくと、効率的かつ理解しやすいのです。そんなわけで、審判の新たな魅力を発見できたわけです。
では、次回からは審判の魅力を色々な角度から焦点をあててお伝えしていきますね。

 



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