【弁理士】
合格一直線のための講義の100倍活用方法(その4)


弁理士試験受験生の皆様。TAC弁理士講座担当の齋藤晶子です。

 今回は、このシリーズ最終回です。
 今回は応用編で、受験経験者である程度実力はあるけど、合格のためにもう一押し、知識を補強して来年に望みたい、いわゆる上級者向けの活用方法をお伝えします。
 短⇔論ハイブリッド講義のようなインプット講座は、今年4月からお勉強をスタートした初学の方だけでなく、短答式試験があと1点足りなくて不合格の方、若しくは、短答式試験は合格されていて論文式試験は結果待ちでも、今年の論文合格は厳しいかも。という方など。色々な方が受講されています。
 だから、講義受講目的が違っているなら、講義の準備としての予習も講義後の復習もちょっと変えておく必要があります。
 講義は受身になっていてはその時間は無駄な時間になります。皆様が主導権を握って受講しないと、講義に流され、その時間は遊ぶのを我慢しただけの苦行の時間になりますよ。
 では、上級者向けの活用方法をご紹介しますね。

3.上級者向けの活用方法

(1)予習の方法

 上級の方も、「予習で講義範囲の条文をざっと目を通す」は、是非やってください。
 初めて見る条文にはなっていなくても、例えば、この条文は読みにくいし理解しにくいとか、そんなポイントだけでもいいので、講義前に条文に軽く触れておいてください。
 あとはここからがポイント。
 上級の方は、予習の段階で「復習用過去問題集」を解いておくといいです。
 ここで、過去問の解き方は、前回にお伝えした通り、「解答プロセス至上主義」で、絶対「カン」で解かないでください。
 上級の方ほど、過去問の解き方は気をつけなくてはいけないです。上級の方は、既に過去問題を解いている方が多く、問題も解答も覚えている方もいらっしゃいます。
 そうなると、「問題を読む→結論(○又は×)を出す。」の単調な作業を繰り返してしまうことになりがちです。
 上級の方でプロセスを重視せずに過去問を解く習慣をつけていた方はこれを機に過去問題の解き方を改めてください。
 予習の段階で、わからなかった問題や間違えた問題、更には解答プロセスが違っていた問題に印をつけ、その原因をご自分なりに分析してください。
 更に、テキストにも間違えたりした問題の解答根拠として挙がっている条文や論点が記載されているところに印をつけてください。
 そして、講義ではその印をつけたところを中心に聞いて、分析した原因の解決策を見出してください。

(2)復習の方法

 講義で聞いた内容についての復唱は是非上級の方でもやってください。
 あとは、講義後印を付けた問題について再度解きなおして正しい解答プロセスで結論を導くことができたかを確認してください。
 更に、間違えた問題について、同じパターンで出題されそうな条文をチェックしてみるといいです。
 例えば、根拠条文が「特許庁長官又は審判官」である問題で、「特許庁長官又は審判長」となっているのに「○」として間違えてしまったら、他に「特許庁長官又は審判官」になっている条文はないかをチェックしてみてください。
 これは、ネットで特許法等の電子データが公開されていますのでこれを活用して検索するといいですよ。おススメです。
 あとは、「この間違えた条文は他の法域に同じような規定がないかな」と探してみたり。
 これは、「四法横断法文集」を活用するといいですよ。
 こんな感じで、条文の知識を点にしないで、点となっている知識を色々な角度から線で繋いでみて、体系的に条文を読み込む習慣をつけてください。
 そうすると一気に合格に近づき、輝かしいゴールが見えてきますよ。






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