【弁理士】
「え?もしかして?条文ガチ丸暗記、やっちゃってます?(その1)」


 弁理士試験受験生の皆様。TAC弁理士講座担当の齋藤晶子です。

 今回のテーマは「え?もしかして?条文ガチ丸暗記、やっちゃってます?(その1)」です。

 受験生の皆様、明けましておめでとうございます。
 本年もよろしくお願いいたします。
 今年も、皆様にとって実り多い素敵な年になりますようお祈りいたします。
 そして、今年は、是非合格という大きな結果を残す年にしましょうね。

 2019年初のブログは、条文のお勉強の仕方を改めて確認させていただきますね。
 今更?ではなく、今だから。なんです。
 ほぼインプットの講義も終わり、試験科目となっている条文については一周位回せているかな?という状況ですよね。
 そして、これから、何周も回して完成度を高めていくことになります。
 この試験は、条文をどの位回数多く回すことができたかで勝負が決まります。条文の読み込みは1周目と、2周目は明らかに世界が違います。
 1周目は、とにかく新しい条文で新鮮な驚きと共に、次々新しいことを理解し覚えていかなくてはいけないので、必死で前に進む感じですよね。
 でも、2周目になると、見覚えある景色をもう一度歩く感じになりますので、心に余裕が生まれて、細かいところも目がいくようになったり、要するにどんな規定なのかが明確になってきたり、全体の中でどんな位置づけの条文なのかがわかってきたりします。
 そして、3周目になると、更に新たな発見がある一方、条文の文言も徐々に定着していきます。
 ところで、条文の読み方は、映画鑑賞方法と似ているんですよ。
 映画も1回目は、洋画なんかは特に、字幕を追いながらみるので、実はストーリーを追うことに振り回されて終わっています。でも2回目からは、ストーリーは大体頭に入っているので、俳優さん達がどんな表情で台詞を言っているのか、景色はどんな感じなのかも見えてきます。
 そして、3回、4回、5回と見ていくと、その映画で本当に伝えたかったことがわかってくると共に、台詞も自然と頭に入ってきます。丸暗記しようとしなくても。
 条文もそんな風に、映画鑑賞感覚で楽しんでください。
 ストーリーを追うのに必死の1周目で、覚えられないからといって、落ち込んだり嫌いになったりしないでください。それはもったいない。
 1周目は、どんなことを覚えていけばいいのか、全体像がつかめたらいいのです。ストーリーだけ追うのです。
 2周目から、1周目では見えなかった景色を見たり、新たな発見をして、更に、何周もしていくと、条文ごとの本質も見えたり、関連条文のリンクができたりして、バラバラの知識がまとまったものに集約されていきます。その工程で、いつの間にか条文は頭に定着していき、気がついたら条文の文言が暗記できているのです。
 無理やり詰め込もうとすると、逆に拒絶反応をしてしまうこともありますので、そんな無茶なことはおススメしませんよ。
 楽しめないと、力はつかないです。これはどんなことでも言えることです。
 そんな中で、1周回した後、2周目以降に進まれる皆様にお伝えしたいことがあります。
 2周目以降は確かに色んな景色が見えて、それを皆様ご自身のお力で新たに展開する景色を切り開いていただきたいのですが、2周目の世界を満喫するコツをちょっと教えちゃっていいですか?これ、結構使えますよ。
 1周して、薄々気がついたかと思いますが、条文って、意外に似たような規定が出ていますよ。そういう共通点をいっぱい発見していくものにしていくといいです。
 この共通点の例については次回お伝えしますねー。




お知らせ

「答錬シリーズのご案内」
 いよいよ、短答の答練論文の答練がスタートしますよ。
 インプットが確実にできているかなどをチェックして、より強固な、そして使える知識にするよう、積極的に答練シリーズをご活用ください。
 また、解説講義では、各校舎の講師が、インプットの仕方のコツ、論文作成術のノウハウなど、惜しみなく伝授しますよ。お楽しみに。