【ビジ法】
2020 「第48回試験 雑感」


 皆様、こんにちは。そして、第48回試験を受験された皆様、お疲れさまでした。もう既に、自己採点等で結果の目星はついているのではないでしょうか。70点を超えていたという方々は、合格発表を楽しみに待ちましょう。TACのHPでは、3級、2級の解答速報を掲載していますので、参考にしてください。また、総括セミナーの動画配信もしています。具体的な内容に踏み込んだ総括は、次回のブログから行いますが、今回は、実際に解答速報を作成した直後に、解いてみた感想を書いてみます。

1. 第一印象
 まず、3級の問題を解いて思ったのは、民法の問題が多いな〜ということでした。実際、集計すると、民法グループからの出題が67点分ありました。これだけで、合格点である70点に迫る勢いですから、驚異的な配分です。また、例年であれば、およそ50点前後が民法グループからの出題ですので、これと比較してもかなり多かったと言えます。これは、民法が得意な方や民法対策に力を入れた方に大きく有利な出題となりました。今後もこの傾向が続くかどうかは未知数ですが、いずれにしても、3級では民法で点数が取れないと勝負にならないことは間違いないです。
 2級の問題を解いて思ったのは、少し難しい回だなということです。正解そのものは出せますが、文章表現が難解なところや全ての選択肢を確実に判断するのは難しいと感じる問題が散見されました。また、3級ではほとんど出題のなかった改正民法の内容をガンガン出してきたとも感じました。結果的に、2級でも民法グループからの出題が27点分あり、例年より多く出題されています。

2. 合格率の予想
 3級に関しては、これだけ民法に偏った出題がなされたことで、合格率は前回よりやや下がるか同程度の70%と予想します。というのも、民法からの出題の場合、問題が深い理解を問うていることが多く、またそもそも民法自体が苦手な受験生も多いと思われるからです。ただし、3級は一問1点の問題が多いため、それほど大きく合格率が変動しないことも特徴です。
 2級に関しては、前回よりやや下がり、20%台後半になるのではないかと予想します。2級は、一問3点や2点であるため、問題の難易度が合格率にダイレクトに現れます。
 もっとも、仮に予想通りの結果となった場合、検定試験としては極めて健全な合格率であるため、今後もこの程度の難易度は維持されると思われます。

3.今後の対策
 今回の試験を受験された皆様、特に2級を受験された皆様の中には、手応え以上に点数は取れていたという方も結構多いのではないでしょうか。その理由は、おそらく、すべての選択肢は判断出来なかったけれども、確実に判断できるものを除外していくうちに、自ずと正解にたどり着くことが出来ていたことにあると思います。今回の問題では、一つ一つの選択肢を精査すると、難易度の高いものや同じ知識であっても、見慣れない問い方をしているものもあったのですが、そこは判断出来なくても正解は出せるという問題も多かったのです。このブログでも言ってきたことですが、合理的な2級対策としては、隅から隅まで網羅した知識を習得するよりも、いかに確実に判断すべきところを確実に判断できるかどうかです。今回も今後も、このスタンスが最も重要ポイントであると考えます。そして、このことは、3級の4択問題にもあてはまります。
 よって、これからビジ法試験を目指そうと考えている皆様や今回、見事3級に合格され、続いて2級を目指そうと考えている皆様は、過去問で何度も問われる知識を確実に判断できる状態にした上で本番に臨むことを最優先課題として考えてください。
 出題分野としては、3級、2級ともに、民法からの出題ウエイトが増しています。よって、民法の出来不出来が合否に直結することになります。ここ数回の顕著な傾向として、主に2級で出題されたテーマが3級で出題されたり、逆に3級で出題されたテーマが2級で出題されるということがあります。3級、2級を同時に受験する受験生や短い期間内で3級から2級にステップアップする受験生に有利な出題傾向を見せていると言えるでしょう。


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