【行政書士】
(試験直前特別号)
本試験をもう一度確認しましょう。


こんにちは!TAC行政書士講座・講師の小池昌三です。

2週連続で台風が来ましたね。秋雨前線も手伝って、ものすごい雨になりました。本試験のときには台風は勘弁してほしいところです。

さて、行政書士本試験まであと2週間を切りました。そこで、今回と次回は、憲法をお休みして、行政書士本試験に向けて、今一度、行政書士本試験の総括をしてみましょう。

《1.行政書士試験の科目の配列》
まず、行政書士試験のポイントとなるのは試験科目の配列です。

例年の科目配列を知っているだけでも、「次の問題は何が来るのか???」という未知の不安やストレスが和らぎます。
今年から配列が変わらないとはいえませんが、例年の配列は頭に入れておきましょう。

法令の問題は問題1~46までの46問、一般知識は問題47~60の14問となります。そのうち5肢択一式は法令の問題1~40と、一般知識の問題47~60の54問です。
多肢選択式は法令のみ、問題41~43の3問、記述式も法令のみ問題44~46の3問となります。

以下、平成28年度の行政書士本試験を例にすると

法令・5肢択一式の40問の内訳は、

問題 1~ 2 基礎法学(2問)
問題 3~ 7 憲法(5問)
問題 8~26 行政法(19問)

  問題 8~10 行政法の一般的な法理論
  問題11~13 行政手続法
  問題14~16 行政不服審査法
  問題17~19 行政事件訴訟法
  問題20~21 国家賠償法
  問題22~24 地方自治法
  問題25~26 行政法の一般的な法理論・総合
問題27~35 民法(9問)
  問題27~28 総則
  問題29~31 物権
  問題32~34 債権
  問題35    親族相続
問題36~40 商法・会社法(5問)



法令・多肢選択式の3問の内訳は、

問題41    憲法(1問)
問題42~43 行政法(2問)


法令・記述式の3問の内訳は、

問題44    行政法(1問)
問題45~46 民法(2問)


一般知識・5肢択一式の14問の内訳は、

問題47~53 政治・経済・社会(7問)
問題54~57 情報通信・個人情報保護(4問)
問題58~60 文章理解(3問)


という構成になります。

《2.問題を解く際の注意点》
つぎに、問題を解く際の注意点です。問題を解く前には、必ず問題の柱書(問題の冒頭の文章)を読むことです。柱書には、その問題のテーマが提示されています。

たとえば、
行政手続法が定める聴聞に関する次の記述のうち~
とあるわけです。この柱書を読んで、その問題が「聴聞」の問題だということを把握します。
そして、自分が今まで学習してきたテキストの不利益処分の部分を思い浮かべます。テキストにはいろいろ書き込みがしてありましたよね。赤線が引っ張ってあったり、メモ書きがあったり。もしかすると、飲み物をこぼした跡がついていたかもしれません。それをなんとなく思い浮かべてみてください。

テーマを見て自分が学習してきたテキストを思い浮かべる。
これを瞬間的に(20秒も30秒もかける必要はありません)行うことで、頭の中を不利益処分のテーマに切り替えるわけです。これをするだけでも記憶の喚起がスムーズになり、より正確な知識を喚起した形で問題に取り組むことができます。
未知への不安を和らげるという意味でも、問題の柱書の部分は飛ばさずに読みましょう。

《3.時間配分》
さらに、時間配分についてです。
模試では時間配分がうまくいっていたとしても、本試験になると、どうしても一問一問慎重になってしまい、時間がかかってしまうものです。
3問解いてみたら15分も経過してる。。。
なんてこともあるかもしれません。
が、そんな時でも焦るなかれです。大きく深呼吸してみましょう。模試では、いい意味で肩の力が抜けているので、決断も早く、どんどん次へ進むことができます。本試験でも、模試のような感覚を思い出して、すこし肩の力を抜いて、テンポ良く問題を解き進めてください。

《4.実際の問題解答》
さらに、実際の問題解答についてです。
解答する際に、一番やってはいけないのがマークミスです。

まず形式的なものとしては、単純な塗りミスです。模試などでマークミスをしてしまった方は、本試験でも同じミスをする可能性が高いので注意してください。
対処方法は、マークするときに、問題番号と解答用紙の問題番号を1問1問確認してマークすることです。
「順番にマークしているから確認しなくても」って思わないで下さい。もしかしたら、マークを「無意識に」1問飛ばしているかもしれません。必ず実行してください。

それから、内容的なものとして、正しいものはどれかと聞かれているのに、誤っているものをマークしたり、またその逆もあります。
対処法としては、問題を解く前に、「正しいものはどれか。」という問題なら、問題番号の頭に「○」を打ちます。逆に、「誤っているものはどれか。」という問題なら、問題番号の頭に「×」を打ちます。
そして問題を解いて各肢を検討し、○×を打った後、もう一度、最初に問題番号の頭に打った○×をみて、この問題が、○の肢を探す問題だったのか、×の肢を探す問題だったのかを確認してから正解だと思う肢をマークするようにします。

以上のことをしておくだけでも、失点しなくていいところで失点してしまうことは、かなり防ぐことができます。

次回は、本試験4日前ということもありますので、多肢選択式問題と記述式問題の注意点と、本試験当日の過ごし方についてです。あと少し。体調管理には十分に注意をはらいつつ、追い込みをかけていきましょう。


以上




【お知らせ】
TAC行政書士講座では、各校舎でガイダンスや講義を行っています。
また開講日は予約不要・無料で実際の講義(基本講義)を受ける事ができます。
ご興味がありましたら、ぜひお気軽にTAC各校舎やカスタマーセンターまでお問い合わせください。


TAC行政書士講座のホームページはこちら