【行政書士】本試験直前期特別号


 みなさんこんにちは。
 TAC行政書士講座・講師の小池昌三です。

 さて、行政書士本試験まであと2週間を切りました。そこで、今回と次回は、行政書士本試験直前ということで、今一度、行政書士本試験の総括をしてみましょう。今回は、行政書士試験全体を概観しておきましょう。

1.行政書士試験の科目の配列

 

 まず、行政書士試験のポイントとなるのは試験科目の配列です。

 例年の科目配列を知っているだけでも、「次の問題は何が来るのか」という不安がなくなります。そこで、例年の配列は把握しておきましょう。

 法令の問題は問題1~46までの46問、一般知識は問題47~60の14問となります。そのうち5肢択一式は法令の問題1~40と、一般知識の問題47~60の54問です。
 多肢選択式は法令のみ、問題41~43の3問、記述式も法令のみ問題44~46の3問となります。

 以下、平成30年度の行政書士本試験を例にすると
 法令・5肢択一式の40問の内訳は、

H30年度 法令・5肢択一式

 法令・多肢選択式の3問の内訳は、

 

H30年度 法令・多肢選択式

 法令・記述式の3問の内訳は、

 

H30年度 法令・記述式

 一般知識・5肢択一式の14問の内訳は、

 

H30年度 一般知識・5肢択一式

 という構成になります。

2.問題を解く際の注意点

 

 つぎに、問題を解く際の注意点です。問題を解く前には、必ず問題の柱書(問題の冒頭の文章)を読むことです。柱書には、その問題のテーマが提示されています。

 たとえば、


 「行政不服審査法が定める執行停止に関する次の記述のうち~


 とあるわけです。この柱書を読んで、その問題が「執行停止」の問題だということを把握します。
 そして、自分が今まで学習してきたテキストの執行停止の部分を思い浮かべてみてください。テキストにはいろいろ書き込みがしてありましたよね。マーカーを引いたり、メモ書きしたり。落書きがあったかもしれません。

 「テーマを見て自分が学習してきたテキストを思い浮かべる。

 これを瞬間的に(20秒も30秒もかける必要はありません)行うことで、頭の中を執行停止のテーマに切り替えるわけです。これをするだけでも記憶の喚起がスムーズになり、より正確な知識を喚起した形で問題に取り組むことができます。
 問題の柱書の部分は飛ばさずに読みましょう。

3.時間配分

 

 さらに、時間配分についてです。
 模試では時間配分がうまくいっていたとしても、本試験になると、どうしても一問一問慎重になってしまい、時間がかかってしまうものです。
 1問解くのに、10分経過してしまってる。。。
 なんてこともあるかもしれません。
 が、そんな時でも焦るなかれです。大きく深呼吸してください。模試を受けていた時の感覚を思い出してください。いい意味で肩の力が抜けているので、決断も早く、どんどん次へ進むことができたはずです。本試験でも、模試のような感覚を思い出して、すこし肩の力を抜いて、テンポ良く問題を解き進めてください。

4.実際の問題解答

 

 実際の問題解答についてです。
 解答する際に、一番やってはいけないのがマークミスです。

 まず形式的なものとしては、単純な塗りミスです。模試などでマークミスをしてしまった方は、本試験でも同じミスをする可能性が高いので注意してください。
 対処方法は、マークするときに、問題番号と解答用紙の問題番号を1問1問確認してマークすることです。
 「順番にマークしているから確認しなくても」って思わないで下さい。もしかしたら、マークを「無意識に」1問飛ばしているかもしれません。必ず実行してください。

 それから、内容的なものとして、正しいものはどれかと聞かれているのに、誤っているものをマークしたり、またその逆もあります。
 対処法としては、問題を解く前に、「正しいものはどれか。」という問題なら、問題番号の頭に「○」を打ちます。逆に、「誤っているものはどれか。」という問題なら、問題番号の頭に「×」を打ちます。
 そして問題を解いて各肢を検討し、○×を打った後、もう一度、最初に問題番号の頭に打った○×をみて、この問題が、○の肢を探す問題だったのか、×の肢を探す問題だったのかを確認してから正解だと思う肢をマークするようにします。

 以上のことをしておくだけでも、失点しなくていいところで失点してしまうことは、かなり防ぐことができます。

 以上の点を、このタイミングで、もう一度再確認しておきましょう。
 次回も、本試験直前ということで、記述式などの対処法についても、つ今一度確認してみたいと思います。

 このところ、寒さも増してきていますので、体調管理にも万全を期しましょう。あと少しです。頑張っていきましょう!!

 以上




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