【行政書士】本試験直前期特別号②


 みなさんこんにちは。
 TAC行政書士講座・講師の小池昌三です。

 いよいよ、行政書士本試験が今週末の日曜日。頑張ってきた人ほど、緊張感は高まるものです。その緊張感もすべて自分の力に変えて、本試験に合格してきてください。
 前回に引き続き、今回は、行政書士本試験直前、行政書士本試験の記述の対処法などを述べてみたいと思います。

 記述式は配点も高く、行政書士試験での肝です。ところが、自分で文字を書いて、解答しなければならず、苦手意識を持つ人も少なくありません。

 しかし、記述式問題は、どのような問題が出ても、以下の3つ踏まえて問題を解くことで、正解に近づくことができます。それを確認しておきましょう。


1.解答手順に忠実に


 記述式問題は、どのような問題が出ても、以下の4つの手順を踏まえて問題を解くことです。

①「問い」を正確に把握する
②「問いの形」から「答えの形」を作る
③ 解答に必要な知識を記憶喚起する
④「答えの形」に法的知識をはめ込む


 この4つの手順を使えば、問題を解く糸口が見つかります。何から書きだせばいいのか分からないということもなくなります。

 いきなり、「何の論点を問う問題なのか?」と考えるのではありません。

 「どのような『問い』なのか。」

 「その『問い』がどのような形をしているのか。」


を考えて、「答えの形」をまず作ってしまうことです。これは形式的にできますので、難しいことはありません。例えば、「誰が、いつまでに、どのような請求ができるか。」という問題であれば、「〇〇が、〇〇までに、〇〇請求ができる。」という答えの形を作ってしまいます。あとは、それぞれの「〇〇」に知識を使って穴埋めしていきます。このような手順で解答することで、出題者が求めていることに的確に答えることができます。


2.丁寧に書く


 解答を解答用紙に書くときは、1字1字丁寧に書きましょう。また、いきなり解答用紙に書くのではなく、問題用紙の下書き用の解答欄に下書きをしてから、マークシートに清書するようにしましょう。

 解答が分かっているのに、誤字、脱字で失点してしまうのは、絶対に避けなければならないことです。誤字脱字と判定される要素はできる限り払拭しましょう。かならず、書いた後に、もう一度、自分の書いた答案を、さも他人が書いた答案のように、客観的な目線で読み返してください。ありえないような誤字、脱字に気づく場合があります。
 そして、いままでの学習の成果を1文字1文字に込めるように解答を書いてください。


3.決してあきらめないこと


 知らない問題や、難しい問題が出ても、決してあきらめないことです。難しい問題についてまで、完全な解答を書かなければならないって、思っていませんか。記述式問題は部分点があります。0点か20点というわけではありません。満点でなくても、4点、10点、12点のように、部分点を取りに行くことができるのが記述式問題です。どこかで部分点を獲ることができないか、いままで培った法的思考をフル回転させて、現場思考で結論をひねり出してください。何とか妥当な解答をひねり出せる問題である可能性があります。
 そのためのヒントが問題文に隠されている可能性も高いですから。
 そして、その場で一生懸命考えて、答えを導き出すようにしてください。部分点が4点でも取れれば、択一1問分なのですから。

   この3つのことを実践して、是非、記述式で5割~8割の得点を目指してみてください。


4.本試験の心構え


 最後に、本試験に向けての心構えについて述べたいと思います。
 まず、行政書士試験の全ての問題、全ての肢を完璧に正誤判断できる人はいません。それでも合格はできるんです。なぜなら、6割の得点で合格(300点中180点で合格)なんですから。だから、分からない問題が出ても、あまり気にせず、どんどん問題を解いていきましょう。絶対にあきらめないでください。頭をフル回転させて、正しいか誤りか、一つの結論を出すんです。その姿勢で問題に食らいつくことが、行政書士試験合格を引き寄せます。

 そして、ご自身が行政書士試験に合格できることを信じることです。

 もう一度繰り返します。

 行政書士試験に合格するために大切な事。

 それは、
 「最後まであきらめないこと。」

 そして、
 「自分に自信を持つこと。」

 この二つを胸に、本試験で合格をつかみ取ってください。

 TAC行政書士講座、そして私ともども、あなたの合格を心より祈念しています。

 以上




【お知らせ】
TAC行政書士講座では、各校舎でガイダンスや講義を行っています。
また開講日は予約不要・無料で実際の講義(基本講義)を受ける事ができます。
ご興味がありましたら、ぜひお気軽にTAC各校舎やカスタマーセンターまでお問い合わせください。

TAC行政書士講座のホームページはこちら