【社会保険労務士】
「 社労士試験 ねんきん定期便の話 」



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こんにちは。今日は12月1日。ついに12月です(;_;)/~~~。毎年毎年、1年が早く感じる今日この頃です。
寒い季節は基本的には苦手なのですが、冬ならではの良いこともあります。先日、仕事帰りに、神保町にあるお蕎麦と日本酒の名店に行きました。このお店、テーブル席が3つ、カウンターが5席と、定員17席ほどの小さなお店ですが、いつも満席で予約をしないと入れない人気店です。
神奈川の丹澤山というお酒を熱燗で飲んだのですが、飲みやすく、何杯飲んでも、あまり酔わないという不思議なお酒でした。手打ちのせいろはもちろん美味しく、ホタルイカの一夜干し、クリームチーズもろみ和えなど豊富なメニューに堪能した3時間でした。

先月、社労士試験に合格した皆様も、すでに何度か美酒に酔いしれたことでしょう。合格したときは、お正月まで、何度でもお祝いをしていいと思います。
改めて今年の社労士試験をデータで振り返ると、
申込者数 49,902人
受験者数 38,685人
合格者数  2,613人
合格率    6.8%

というわけで、せっかく申し込んだのに、1万人以上の人が、試験を受けませんでした。社労士試験の申込締切日は、毎年5月末日です。本試験は、8月の第4日曜日ですから、約3カ月の間に1万人もの人が、脱落してしまったのです。
このデータは不思議と毎年同じような数字が出ています。合格するためには、当たり前ですが、試験を受けなければなりません。「やる気」を継続するということが、まずは第一関門だということです。申込者の約20%は、試験を受けずに諦めているという現実を受けとめると、数か月前にも書きましたが、やはり社労士試験は「マラソン」に似ていると思います。
前半(労働科目)から飛ばし過ぎると、ゴールにたどり着くことが難しいので、ペース配分を考えることも重要だと思われます。


さて、日本年金機構 が今年の6月に募集した「わたしと年金」という題名のエッセイについて、全国から894 件の応募があり、今回、厚生労働大臣賞等の受賞者が決定しました。厚生労働大臣賞を取った作品は、読み応えのある作品でした。童話の「アリとキリギリス」のような話です。参考までに受賞作品のリンクを貼っておきました。↓

http://www.mhlw.go.jp/file/04-Houdouhappyou-12508000-Nenkinkyoku-Jigyoukikakuka/H29_sakuhin.PDF


あらためて考えてみると国民年金の第1号被保険者(自営業者等)が40年間、国民年金保険料をきちんと納付するのは大変なことだと思います。
私などは、25年以上会社員(国民年金の第2号被保険者)をしていますので、自動的に給料天引きで厚生年金保険料を納付していますが、もしこれが天引きでなく、自ら振り込む制度だったら?果たして毎月毎月きちんと納付していただろうか?と考えると恐ろしくなります。おそらく幾度となく滞納を繰り返していたことでしょう。

そう考えると給料天引きという制度は悪くないと思います。20代、30代の方は、老齢年金の受給というのは「遠い先の話」だと思います。実際、私も若いころは、年金のことは真剣に考えたことはありませんでした。(そもそも昔は、ねんきん定期便がなかった!!)
そうなんですよ、私が若いころは、ねんきん定期便がなかったんですよ!
ですから、当然、自分が将来いくら年金をもらえるかなんて、当時の社会保険事務所などに聞かないと分からなかったんです。この「ねんきん定期便」の制度が始まったのが、2009年ですよ。遅すぎますよね。

ちなみに「ねんきん定期便」は、通常毎年1回、誕生日の月に、最近1年間分の保険料の納付状況などが記載されたものが送られてきます。
ただし、節目年齢と言われる、35歳、45歳、59歳のときだけは、特別に全加入期間の記録が記載されているものが送付されてきます。


そして、もう1つ気を付けたいポイントがあります。49歳までと50歳以後では、「ねんきん定期便」の内容が微妙に異なります。
50歳未満はそれまでの加入実績に応じた年金の見込み額が記載されているのに対し、50歳以上は、ねんきん定期便作成時の加入制度に同じ条件で引き続き60歳まで加入したと仮定した場合の将来の年金見込み額が記載されています。

ですので、20代の方のねんきん定期便の見込み額が少ないのは当たり前なので心配しないでください。 一方、50歳以上の方は、今の条件で60歳まで加入した場合の見込み額が記載されているので、たとえば、そこから60歳まで保険料を滞納してしまえば、ガクンと年金額が下がってしまうので注意が必要です。
年金科目が苦手な方は、まずは「ねんきん定期便」をみることから始めると、身近に感じられ、理解がすすむと思います。


つづく。