【社会保険労務士】
「 社労士試験 雇用保険を実際に体験してみる? 」



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こんにちは。今日は12月22日。今年もあと1週間ほどになりました。皆様の年内の仕事はいつまででしょうか?私は28日までが仕事で、29日からは冬休みに入ります。考えてみると、冬休み直前という今が、一番楽しい日々だと思います。いざ、休みに入ってしまうとあっという間に過ぎてしまうものでしょう。🎍

秋から総合本科生コースで学習を開始した人は、ちょうど「雇用保険法」あたりを学習しているころでしょうか?講師室に届く質問メールも雇用保険法に関する質問が増えてきました。
雇用保険法は覚えることが多くて大変な科目ですが、私が受験生のころは、今よりも若干難易度が低かったので得意科目の1つでした。それから、基本的には雇用保険法は、「お金が貰える」仕組みなので、想像しやすいという理由もありました。💰

私が最初に雇用保険法にお世話になったのは、29歳のころです。大学を卒業して証券会社に就職したのですが、6年5か月間勤務して退職しました。(詳しくは昨年の8月19日号をご覧ください。)いわゆる自己都合による退職です。若気の至りと言いましょうか、次の仕事を決めずに衝動的に辞表を出してしまったのです。
人生初の「失業」です。当時は、それほど景気も悪くなく、20代だったので、すぐ転職先が見つかるだろうと楽観視していました。。。。
ところが、やりたいことが見つからず、転職活動は意外と苦戦しました。(辞めたことを少し後悔する。。。)

そこで、しばらくは「基本手当(いわゆる失業手当)でも貰って、ゆっくりしようかなあ~~」などと考えていました。
基本手当を貰うには、いくつか要件があるのですが、原則として、離職の日以前2年間に雇用保険の被保険者期間が通算して12箇月以上あること、というものがあります。 私は6年半会社員をしていたので、受給要件をクリアしていましたが、読者の皆様の中で、今年の4月に社会人になったばかりの方は、今の会社が嫌だからといって衝動的に退職すると基本手当を貰うことはできません。基本手当を貰うためには、最低でも12箇月の勤務が必要になります。

なお、自己都合退職で勤務年数6年半の場合に貰える基本手当は、90日分しかありません。自己都合退職の場合は所定給付日数が少ないので注意が必要です。
さらに、自己都合による退職の場合、すぐには基本手当を貰うことはできません!離職した後、おおむね3か月間は、給付制限がかかるので、3か月経過しないと基本手当は出ないのです。初めて失業する人は、最初の3か月は基本手当が出ないと知って、慌てるわけですね。(T_T)/~~~

※一般的な所定給付日数

算定基礎期間10年未満10年以上
20年未満
20年以上
全年齢90日120日150日


※なお、基本手当の日額は、賃金日額×給付率という計算式で算出します。
 賃金日額⇒原則として、離職直前の6箇月間の賃金総額を180で割って求めます。
 そしてその賃金日額に給付率(80%~50%)を掛けた額が、基本手当として支給
 されるのです。つまり、同じ90日の所定給付日数でも、直前6箇月の賃金が高い人
 ほど、基本手当も高い額になります。

で、私は焦って、あまり将来のことを深く考えずに銀座にある某時計店に就職(半分バイト感覚)しました。証券会社を辞めた2か月後くらいのことです。
ですので、この時、基本手当は貰っていません。その代わりに「再就職手当」というものを貰いました。ちょうど、受講生の皆様も、学習されている箇所だと思いますが、大まかな要件など覚えていますか?
試験にもよく出る要件としては、所定給付日数が3分の1以上残っていることというものがあります。私の場合は、所定給付日数がすべて残っていたので、要件をクリアできました。

さて、再就職手当というのは、どれくらい貰えるのか分かりますか?
ものすご~く大ざっぱに言うと、支給残日数の10分の6、貰うことができます。そして、私のように所定給付日数を多く残して、再就職したときは、具体的には所定給付日数が3分の2以上残っている場合は、支給残日数の10分の7、貰うことができるのです。つまり、早期に再就職をすれば、より多くの再就職手当を貰うことができるというわけです。
転職経験のある方であれば、「基本手当」や「再就職手当」は貰ったことがある人も多いのではないでしょうか?

ちなみに銀座の時計店は、オーナーさんが実は「恐い系」の方だったのです。Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン。。。。(仁義なき戦いのテーマ曲が、頭の中で流れました。)そういうことは、大都会では本当にあることなのですが、就職してみないと会社の実態は分かりません。デパートにテナントで入ってるから安心と思ったのですが、そういう事情があるとは分かりませんでした。その事実が分かってからは、少し動揺しましたが、すぐ辞めてしまっては、今度は、基本手当の受給要件(雇用保険の被保険者期間が通算して12箇月以上)を満たすことができないので、次の仕事を見つけるまでは、無難に仕事をして円満に退職しました。(なお、その時計店は、今は存在しません。)

その後、あらためて再就職した会社で働いていたときは、英会話スクールやパソコンスクールに通ったこともありました。そのようなときは、「教育訓練給付」を活用して受講料の20%を受け取ったこともありました。
ちなみにTACの社労士講座も教育訓練給付の対象コースが多くありますので、ぜひ活用してください。

※年内は今週が最終号です。冬休みの学習に関しては、楽しい季節なので無理をしないで、1日15分~30分間でもいいので、学習を継続することだけを心掛ければいいと思います。新年の社労士ブログは1月12日から再開します。皆様良いお年をお迎えください。

つづく。