【社会保険労務士】
「 社会保険労務士試験 スランプ脱出法 」



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こんにちは。今日は1月19日。昨年の秋から勉強を始めた人にとっては、年明けの1月というのは、最も挫折しやすい季節だと思います。12月までは順調だった人も、正月休みからくる体調の乱れや、「労働一般常識」や「健康保険法」という、難しい科目に直面し、やる気が落ちかけている時期かもしれません。

このようなことは、誰にでも起きることですが、スランプ脱出法としては、勉強から逃げないことです。通学生の人はとにかく学校へ行く、通信生の人は、やる気が出ない日でもWEBで講義を聴く、このように勉強する環境に身を置くことが大切だと思います。
私も受験生当時、気が乗らない日もありましたが、それでも講義の日は必ず学校に行くようにしていました。

人気女流棋士の竹俣紅初段(現役早大生)は、新聞の取材で次のように述べています。

『中学、高校時代に心がけていたのは、学校の授業に集中することです。将棋とタレントの仕事もあったので、学校にいる時は「今しか勉強する時間はない」と思って、真剣に授業を受けるようにしていました。
受験は出題範囲を勉強すれば、結果が出せるのがいいです。将棋はどんなに勉強しても、それが対局に生きるとは限らない。範囲が無限なんです。
ただ、受験を経験して気づいたのは、勉強も将棋も実践が大事だということ。授業を聞いて、頭で理解したつもりでいても、問題を解かなければわかったことにはなりません。本番では緊張や思わぬ間違いもします。だから、合格点以上をとれるように準備することが重要だと思います。』

この短い新聞記事の中に、試験で合格できる人のエッセンスがいくつか隠されています。
1つ目、学校の授業に集中すること。
私も受験生の頃は、TACの講義に集中していました。耳に全神経を集中して、講師の言葉をすべて覚えるような感じで、毎回挑んでいました。板書は一切取りませんでした。板書に夢中になると記憶ができないことは、林修先生のテレビ番組でも証明されています。

2つ目、問題を解かなければわかったことにはなりません。
テキストを読んで勉強したつもりでも、野球で例えると、それは素振りの練習でしかありません。実際に生きたボールを打たないと練習にはなりません。社労士試験で言うと、テキストばかり読んでいても、問題をまったく解かないという方法では合格できないということです。(大学受験も同じことですが、問題が解けないと点数には結びつきません。)

さて、進行の早いクラスでは、そろそろ健康保険法を学習する時期だと思います。労働関係科目に比べると、苦手にしている人も多いのではないでしょうか。そのような場合には過去問題を解いてみましょう。本試験は基本的な問題が多く出題されているので、少しホッとすることでしょう。

健康保険制度には、強制適用事業所と任意適用事業所と二つあるわけですが、強制適用事業所というのは、その名の通り、強制的に健康保険の適用を受ける事業所のことです。
強制適用事業所は次の(1)又は(2)に該当する事業所です。
(1) 常時5人以上の従業員を使用して適用業種を行う個人の事業所
(2) 常時1人以上の従業員を使用する国、地方公共団体又は法人の事業所

(2) は、法人であれば、たとえ従業員が1名であっても、強制適用事業所になるということです。
一方、(1) は少し複雑です。常時5人以上の従業員を使用して、適用業種を行う個人の事業所ということですが、このような場合は、適用業種を覚えるのではなく、逆に「非適用業種」を覚える方が効率が良いです。
「非適用業種」は、次の4つの業種です。
イ 法務⇒弁護士、社労士、税理士等
ロ 宗教⇒神社、寺院、教会等
ハ 農業等⇒農林業、水産業、畜産業等
ニ サービス業⇒旅館、飲食店等

この4つの業種は「法宗農サ(ほうしゅうのさ・報酬の差)」と覚えました。覚えやすい語呂合わせだと思います。

たとえば、従業員5名の個人の社労士事務所の場合、法的には強制適用事業所ではないので、そこで働いている労働者は、原則として、国民健康保険に入ることになります。一般的に、国民健康保険は保険料が高いので、健康保険の方が得と言われています。

なお、任意適用事業所であっても、事業主がその事業所に使用される者の2分の1以上の同意を得て申請することにより、健康保険に加入することができます。
このあたりの箇所は、本試験でも出題されやすい箇所なので覚えておきましょう。
合格した後、社労士事務所に就職しようと考えている人も多いと思いますが、健康保険や厚生年金保険に加入しているかどうかを調べることも重要なことだと思います。


つづく。