【社会保険労務士】
「 第3号被保険者とは? 」



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こんにちは。今日は5月11日。GWが終わり、本試験まで残り3カ月半となりましたが、皆様、勉強の調子はいかがでしょうか?
GW前に予定していた学習計画が思い通りに運ばず、ついつい怠けてしまった方もいるかもしれませんが、過ぎてしまったことを悔やんでも仕方ありません。これから本試験までは幸い祝日も少ないので、勉強に集中できることと思います。私自身も、休み前の予定を何1つクリア出来なかったので、反省しているところです。

この休み中、元千葉ロッテマリーンズの小宮山さんが、インターネット中継で早稲田対東大の試合を解説していたのですが、その中で、自らの大学時代の苦い思い出を語っていました。
本来、2年生までに単位を取得しなければならない必修科目の第2外国語の講義を再々履修で、ドラフト候補としてスポーツ新聞に名前が取り上げられていた「4年生」まで受けていたため、出席で返事をした際に周りから失笑された経験や、ドラフト1位でロッテに指名され初参加した2月の鹿児島キャンプの時点でも、まだ卒業単位が足りず、キャンプの休日に西鹿児島駅前の本屋さんで参考文献を買って、レポートを書き上げて、ようやく卒業できた話など、後の小宮山氏の理知的なイメージとは異なる話をされていて、完璧そうな人でも、いろいろ失敗はあるんだなあと改めて思いました。
ですので、学習計画が予定通りにいかなくても、これからのやり方次第で取り返すことは可能だと思います。


ところで話は変わりますが、年金科目(国民年金法・厚生年金保険法)は、択一式で70問中20問出題されますので、年金科目を得意にすることが「合格」への近道と言えるでしょう。

幸い私は年金が得意科目だったのですが、そんな私が年金科目を得点源にするために行ったことは、徹底的に過去問を解くことでした。
「テキストを読んだら、すぐ過去問を解く。」ことを繰り返していました。過去問題集を何度も解くことで、出題傾向(頻出論点)がわかったのが良かったです。
そして、間違ったらテキストに戻るという方法でした。過去問題集を解いていて、試験にはほとんど出ない細かい論点に拘りすぎて時間をロスするのは「合格」を目指す上では、得策とは言えません。まずは、頻出論点と基本問題を押さえることを心がけると良いと思います。


さて、4月に入って、年金科目の質問メールが非常に多いのですが、基本的な問題でつまずいていらっしゃる方が目立ちます。
たとえば、国民年金法の「第3号被保険者」についても意外な盲点があります。

第3号被保険者の定義は以下の通りです。

「第2号被保険者の配偶者であって、主として第2号被保険者の収入により生計を維持するもの(第2号被保険者である者を除く。)のうち20歳以上60歳未満のもの。」

と規定されています。
気を付けるポイントがいくつかあるのですが、たとえば、配偶者自身が自営業をすることになり、年間収入が130万円以上になると、この場合には扶養されている者とは言えなくなり、第1号被保険者となります。

また、20歳以上60歳未満の専業主婦であっても、夫が自営業の場合は、第3号被保険者にはなれません。あくまでも、第2号被保険者の配偶者でなければ、第3号被保険者にはなれない仕組みです。

さて、次のような夫婦の場合、
夫60歳(第2号被保険者で、老齢厚生年金の受給権者)
妻50歳(第3号被保険者)

この夫婦の5年後はどうなるでしょうか?
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夫65歳    妻55歳

第2号被保険者には、次のような規定があります。
「厚生年金保険の被保険者は第2号被保険者である。ただし、65歳以上の老齢厚生年金の受給権者は、第2号被保険者から除かれる。」

つまり、夫が65歳に到達した時点で、第2号被保険者ではなくなります。このとき、妻は55歳ですが、夫が第2号被保険者ではないので、妻も第3号被保険者ではなくなり、第1号被保険者になるわけです。
この場合の妻は、55歳から60歳までは、第1号被保険者となり、国民年金保険料を納付しなければなりません。

最近の本試験では、このような事例問題が(もう少し複雑ですが)増えていますので、年齢などの要件を細かくチェックしておきましょう。



つづく。