【社会保険労務士】
「社労士試験 「ねんきん定期便」の話など」



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こんにちは。今日は11月9日。社労士試験の合格発表日ですが、原稿の締め切りの都合上、合格率などの話題は来週にしたいと思います。

先々週の10月27日(土)、皆様は何をしていましたか?私は、ず~~~っと野球中継を観ていました。まず朝の9時からワールドシリーズ、これが延長18回、7時間20分の歴史的な死闘。午後1時からはインターネット中継で早慶戦が始まったので、右目でワールドシリーズ、左目で早慶戦を観戦するという状況でした。そして午後6時半からは日本シリーズ、延長12回4時間半の激闘。合計3試合39イニングを観戦し、さすがに疲労困憊でした。

一連のベースボールウィークの中で、私が最も感心したのが、早稲田大学野球部が実践した「米長哲学」でした。 「米長哲学」というのは将棋の元名人米長邦雄氏が提唱していた勝負哲学なのですが、リーグ戦での戦いは、最終戦あたりになると、制度上、自分にとっては勝っても負けても関係ない消化試合というものに出くわすことがあります。
そんな時に手を抜いて、あっさり負けると勝利の女神から見放されて翌年以降成績が下降しやすいので、そのような自分にとっては消化試合であっても相手にとっての大一番こそ、いつも以上に本気で戦うと自然と勝利の女神が微笑み、全体として良い流れに乗ることができるという哲学です。(負け癖がつくことを勝負師は恐れます。)

今秋のリーグ戦の早稲田大学は27日の第1戦に敗れて優勝は消滅。残り2試合は完全な消化試合になったのです。一方の慶応大学は、残り2試合のうち、1勝でもすれば、3季連続の優勝が決まるという状況でした。マスコミの予想も優勝の可能性が消えた早稲田には目標がないので、慶応の優勝は99%決まりというものでした。
ところが予想に反して第2戦は6対5、最終第3戦は8回終了時に負けていた試合を9回表に逆転して、5対4でまさかの連勝を遂げました。勝った早稲田ナインは号泣、負けた慶応ナインも号泣、観戦していた応援席の学生も涙を流すという凄まじい試合だったのです。
ちなみに優勝は法政大学です。法政の優勝回数はこれで45回。皮肉なことに早稲田と並んで最多優勝回数となりました。
早稲田は自らが勝つことで、法政に優勝回数を並ばれてしまったわけですが、昨年秋には5位に沈み、負け癖が染みついていた早稲田が、消化試合でも全力で戦ったことは必ず来期以降、良い結果につながると思います。(正直言うと、早稲田が強くなるのは個人的には困るのですが、私の野球の予想はよく当たります。)

では、社労士試験に置き換えて考えてみるとどうなるでしょう。総合本科生の方であれば、科目ごとに実力テストが行われ、直前期には、実力完成答練や模擬試験が行われます。
このような日頃の試験に手を抜かないで、全力で挑むことが大切です。
練習試合でヒットを打てない選手が、公式戦でヒットを打てるわけがありません。
勉強も同じで日頃の試験で手を抜いている人が、本試験だけ良い点を取るということは極めて稀なことです。実力テストの段階から「勝ち癖」をつけるようにしましょう。

さて「45」という数字から連想する社労士関係の知識にはどのようなものがあるでしょうか?一番有名なのは、労働基準法の36協定における限度時間だと思います。
36協定により労働時間を延長して労働させることができる時間は、原則として、限度時間を超えないものとされていますが、その限度時間は、1箇月について45時間及び1年について360時間とされています。(原則の上限時間です。)

また、国民年金法の「ねんきん定期便」の箇所にも登場しますが、普段は、誕生月に最近1年間の標準報酬月額などが記載されて送付されてきますが、
「35歳、45歳、59歳」の時のいわゆる節目年齢のねんきん定期便は普段とは異なり、分厚いものが郵送されてきます。その内容は、次のようなものです。

(1) 被保険者の資格取得及び喪失、並びに変更のすべての履歴
(2) すべての第1号被保険者として被保険者期間のおける保険料の納付状況、並びに第2号被保険者としての被保険者期間における標準報酬月額及び標準賞与額

上記のように、それまでの加入履歴がすべて記載されていますので、誤っている箇所がないか慎重に確認することをお勧めします。ねんきん定期便には将来の受け取りの見込み額等も記載されていますので、人生設計を考える上でも極めて重要なものと言えるのです。

つづく。


※別段の記載のない限り、本原稿作成時点で施行されている法令に基づいた内容になっています。




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