【社会保険労務士】
「社労士試験 落ちたら、また来年はダメですよ。」



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こんにちは。今日は2019年1月18日。
寒い日が続きますが、受験生の皆様の勉強の調子はいかがでしょうか?体調管理も勉強をする上では、とても重要なことなので、風邪には気をつけてください。
さて、社労士試験はなかなかの難しい試験ですが、1回で合格する人も数多くいますので、最初から2年~3年計画ではなく、なるべく1回で合格しようと考えた方がいいと思います。
複数回受験の方に、今の時期なので「本音のアドバイス」をしますが、本当に心の底から今年の試験に合格したいという考えをお持ちなのであれば、今年の試験を最後だと思って挑んでください。
「落ちたら、また来年」という気持ちでは、永久に合格できないでしょう。以前、私の書いたブログの中で、「オリンピックと比べて、社労士試験は毎年実施されるので、少しは気楽。」と書きましたが、これが、良いようでもある反面、悪いことにもなり得ます。
社労士試験は、受験回数に制限がありませんので、10回でも20回でも永遠に受験することは可能ですが、そうなることは本意ではないはずです。どこかで、自分自身に区切りをつけて挑むべきだと思うのです。司法試験の回数制限は、ある意味、人道的で良いルールだと思います。「背水の陣」という言葉がありますが、一歩もひけないような絶体絶命の状況の中で、全力を尽くすことで活路を見出すことができるはずです。

ところで、先週発表された厚生労働省が行っている「毎月勤労統計調査」の不適切な調査問題ですが、統計を基に算定された雇用保険の基本手当や労災保険などの支払い不足額が537億円に上ることが報道されました。間違った手法が15年前から続いており、対象者は約2000万人とのこと!
「毎月勤労統計調査」は、従業員500人以上の大規模事業所は全て調べることになっているのですが、東京都内では大規模事業所約1400か所のうち3分の1程度しか調べていなかったとのこと。大企業は比較的賃金が高いところが多いため、調査対象を減らしたことによって平均給与額は実際よりも低くなっていたということです。昨年の裁量労働制のデータといい、またかという感じです。抜本的な組織改革をしなければ、また同様のミスは起こるでしょう。

毎月勤労統計調査については、平成26年の「労働に関する一般常識」の選択式問題で次のように空欄になって出題されています。

『労働時間の実態を知る上で有効な統計調査は、事業所を対象として行われている【毎月勤労統計調査】である。この調査は、統計法に基づいて行われる【基幹統計調査】であり、調査対象となった事業所に対して報告の義務を課しており、報告の拒否や虚偽報告について罰則が設けられている。
毎月勤労統計調査】は、労働時間の他に、常用労働者数、パートタイム労働者数、現金給与額、【出勤日数】についても調べている。』

上記のように、罰則まで設けて実施しているのに、調査する厚生労働省が不適切な調査をしていたとなれば、厚生労働省に罰則は適用されないのでしょうか???

最後に、最近、雇用保険法に関する質問メールが増えているのですが、1つアドバイスがあります。雇用保険法を得点源にするためには、テキストを読んで「過去問題」を解く!極端に言えば、これだけで良いと思います。
過去5年分の問題集(出来れば10年分)を徹底的に解けば、改正箇所以外は、ほぼ完ぺきになるでしょう。(試験で得点を取るという意味で。) 雇用保険でダメなパターンとしては、自分自身で「こんなケースはどうなるか?」ということを考えてしまうことです。レアケースを考えても、本試験での得点には、ほぼ繋がらないです。愚直にテキストを暗記することが近道だと思います。また、過去問題以上に複雑な問題は、出題される確率は低いと思われます。

年齢/算定基礎期間

1年未満1年以上
5年未満
5年以上
10年未満
10年以上
20年未満
20年以上
30歳未満90日90日120日180日
30歳以上
35歳未満
90日120日180日210日240日
35歳以上
45歳未満
90日150日180日240日270日
45歳以上
60歳未満
90日180日240日270日330日
60歳以上
65歳未満
90日150日180日210日240日


上記は、有名な「特定受給資格者の所定給付日数」の一覧表です。過去に何度も本試験で出題されていますので、必ず覚えましょう。
昨年の雇用保険法の選択式問題は、5つの空欄すべてが、数字の問題でした。いわゆる暗記問題です。このような数字問題を得意にすることが、受験テクニックの1つであり、短期間で合格する人は、こういう箇所で確実に得点を稼ぐのです。


社労士講師室・伊藤修登


つづく。


※別段の記載のない限り、本原稿作成時点で施行されている法令に基づいた内容になっています。




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