【社会保険労務士】
「 統計問題は、どうしたらいいのか?? 」



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こんにちは。今日は2019年7月19日。
本試験まで残り約5週間となりました。
先日、品川の水族館「アクアパーク品川」に行ってきたのですが、品川駅から歩いて2分のところにあのような立派な水族館があったんですね。
ワームホールのような造りなので、お客さんの真上を大きな魚たちが泳いでいるわけですが、中には、大きなエイやサメもいるので、万が一、地震でも起きて水槽が壊れたら、サメに襲われるのか?などと考えていました。(;_;)/~~~

イルカショーもあったのですが、イルカというのは頭がいいですね。人間の言葉が理解できるのでしょうか??
調べてみると、人間の3歳~6歳の子供に相当する知能があるとのこと。イルカショーを実際に見た感じですと、もう少し頭が良いのでは?と思いました。
飼育員の合図通りに華麗に泳ぐのですから、あれは、どのようにイルカに教えているのか不思議です。何か条件反射のような感じで覚えていくのだと思いますが、暗記力がないと覚えることは難しいので、感心しました。

で、本試験まで、残りわずかなので、なるべく「暗記」できるものは暗記してしまいましょう。昨年、本試験を受けた方はもちろん、初めて受験される方も、過去問題をきちんと解いている方は気が付いていると思いますが、実は社労士試験のほとんどは「暗記力」を問うもので構成されています。
とりわけ、選択式問題では、数字を問う問題が多く出ています。つらいかもしれませんが、すべての受験生が同じ条件ですから、ある意味、平等と言えるので、暗記から逃げずにきちんと覚えましょう。(社労士試験を必要以上に難しく考えない方がいいです。選択式問題も、択一式問題もいずれも解答は与えられた中から選ぶものなので、あまり難しいと思わない方がいいと思います。)
直前期には、理解より「暗記」に重点を置いて学習した方が効率的だと思います。

一般常識の統計問題などは、典型的な数字問題ですから、おおよその数字を把握していないと解くことが難しくなります。
そこで、今週は、一般常識の中からいくつか試験に出そうなものを紹介したいと思います。

まず、労働力人口ですが、これは6年連続の増加で、6830万人です。
ちなみに、労働力人口とは、15歳以上人口のうち、就業者と完全失業者を合わせた人口のことです。

なお、女性の労働力率で、よく試験に出る「M字型カーブ」の底ですが、平成29年の労働力率によると、「35歳~39歳」を底とし、その値は「73.4%」です。

10年前は、「30~34歳」が底で、その値は「64.0%」でした。つまり、M字の底が横にずれ、さらに言うと、もはや底とは言えないくらい浅いものになっています。
M字というよりは、台形に近いのではないでしょうか?

完全失業率は、2.4%と8年連続の減少ですが、非正規雇用者が増えているのが特徴です。
2018年平均の雇用者数は5596万人。このうち正規の職員・従業員は3476万人。一方、非正規の職員・従業員は2120万人というわけで、約37.8%が非正規雇用ということなので、完全失業率が低いわりに、消費が伸びないのはこのような背景もあるものと思います。
(5人中2人が非正規雇用という社会で、景気が良くなるのかなあ?とは感じますが。)

また、従来、働きすぎと言われていた日本人ですが、平成30年の1人平均月間総実労働時間は、規模5人以上で、142.2時間ということでした。
ん?意外と少ないと思ったのですが、これはパートタイム労働者等も入れた数字なので、正規雇用労働者の本当の実態は見えない数字だと思います。

皆様の勤務先の会社でも変形労働時間制を採用しているところはありますでしょうか?
全体では、60.2%の企業が採用しています。
1年単位の変形労働時間制 =35.3%
1か月単位の変形労働時間制=22.3%
フレックスタイム制    = 5.6%

という結果ですが、よく出題されるのが、1,000人以上の大企業では、どの変形労働時間制を採用している企業割合が高いのか?という問題です。
🕖
🕓
正解は、
1か月単位の変形労働時間制=46.8%
フレックスタイム制    =24.4%
1年単位の変形労働時間制 =22.0%
というわけで、大企業ほど、1か月単位の変形労働時間制やフレックスタイム制を取り入れている会社が多いということが特徴です。

このように統計を見るときは、全体のデータを、個別のデータと見比べて、相違点があれば、そのような箇所が出題される可能性があるので、出題者(試験委員)の気持ちになってデータを見ることも重要だと思います。



社労士講師室・伊藤修登


つづく。
※別段の記載のない限り、本原稿作成時点で施行されている法令に基づいた内容になっています。


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