【社会保険労務士】
「 地獄の西、単騎待ちのような展開になっているのか? 」



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こんにちは。今日、2020年4月10日は、今年の社労士試験の要綱の発表日ですが、予定通り、8月に行われることを願っています。(この原稿の締め切りの都合上、詳しくは、来週にお伝えします。)

さて、コロナウイルスの猛威は広がり続け、タレントの志村けんさんがお亡くなりになられました。志村さんと言えば、数多くの有名なコントがあります。
たとえば、桜田淳子さんと夫婦役で演じた「私って、ダメな女ね。」シリーズ。
(最後に必ず、スナック「百恵」のマッチが出てきて、立場が逆転して「私って、ダメな男ね。」で終わる。)あるいは、由紀さおりさんとのコンビの、殿様と腰元シリーズ。(由紀さんの年齢のサバ読みコントでいつも15歳と偽る設定で笑わせる。)など名作揃いですが、
傑作なのは、加藤茶さん、松本伊代さんとのトリオコント「けんちゃんの健康牛乳」シリーズ。(志村さんは、15秒CM監督の役で、大御所俳優役の加藤茶さんと、新人タレント役の松本伊代さんとの爆笑コント。)

カトちゃんがコップいっぱいの牛乳を飲み干して、「うーん、上手い!」
伊代ちゃんが、「新発売、けんちゃんの健康牛乳!」

と、これだけの短いセリフなんですが、松本伊代が何度もNGを出して、そのたびに、カトちゃんが牛乳を飲み干して、次第にお腹が苦しくなって、4杯目くらいからは、15秒間に飲むことができず、ついには、牛乳を飲むことができなくなるという古典的なコントですが、志村さんと加藤さんの掛け合いが面白く、何度見ても笑える傑作です。沈みがちな時は、コントでもみて、明るく笑いましょう。
世の中の動きとしては、躊躇なく思い切って、今までにない画期的な政策を断行するということで、全国すべての家庭に「マスク2枚」が配布されることになりました。「あ~~懐かしい。給食当番のときのマスクだあ!」と思い、いろいろな意味で、真剣に自分の命は、自分で守るしかないと、あらためて思った人も多いと思います。

今週も一般常識の過去問題から、いくつか意外性のあるものを紹介します。
なお、問題は、出題当時そのままの数字ですので、参考としてご覧ください。(どういう問題が出るのかという傾向を掴んでください。)

平成25年の問4A、高齢社会白書からの主題です。

『 60歳以上の高齢者の暮らし向きについてみると、「心配ない」(「まったく心配ない」と「それほど心配ない」の合計)と感じている人の割合は、全体で半数程度にとどまっている。』

〇 か × か分かりますか?
🕖
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🕙
正解は、× です。これ、×× だと思うのですが、その割合に、びっくりしますよ。
なんと高齢社会白書によると、「心配ない」と感じている人の割合は、全体で71%です!え~~~~~~~どこで、調査したの?田園調布で、調査したのか?!と出題当時、講師室は騒然となりました。我々、講師の予想としては、おそらく、25%くらいだから「×」と思っていたのですが。。。。なんとも不思議な調査です。
なお、令和元年版の白書では、次のようになっています。
【 内閣府が60歳以上の者を対象に行った調査では、経済的な暮らし向きについて「心配ない」(「家計にゆとりがあり、まったく心配なく暮らしている」と「家計にあまりゆとりはないが、それほど心配なく暮らしている」の計)と感じている人の割合は全体で64.6%となっている。また、年齢階級別に見ると、年齢階層が高いほど「心配ない」と回答した割合は高く、80歳以上では71.5%となっている。】
というわけで、やっぱり、田園調布か?という不思議な感じです。

もう1つ、平成25年の問4B、高齢社会白書からの主題です。

『 日常生活に制限のない期間(健康寿命)は、2001年から2010年にかけて男女とも延びたが、その延びは同期間における平均寿命の延びよりも小さくなっており、2010年における平均寿命と健康寿命の差は、男女とも2001年と比べて広がった。』

〇 か × か分かりますか?
🕖
🕘
🕙
正解は、〇です。つまり、見かけ上、平均寿命は延びていますが、健康寿命との差は広がっているということです。
なお、令和元年版の白書では、次のようになっています。
【 日常生活に制限のない期間(健康寿命)は、平成28(2016)年時点で男性が72.14年、女性が74.79年となっており、それぞれ平成22年(2010)年と比べて延びている(平成22年→平成28年:男性1.72年、女性1.17年)。さらに、同期間における健康寿命の延びは、平均寿命の延び(平成22年→平成28年:男性1.43年、女性0.84年)を上回っている。
というわけで、最新の数字では、平均寿命と健康寿命の差は、縮まったと言えます。

以前、老齢年金の繰上げと繰下げ、どちらが得かという記事を書きましたが、平均寿命で考えれば、繰り下げして、増額した年金を受給するという考えもありますが、現実には、若くて健康なうちに年金をもらうのも、選択肢としてありだと思うのです。繰上げと繰下げ、どちらを選ぶか、皆様も考えておいてもいいかもしれませんね。


社労士講師室・伊藤修登

つづく。
※別段の記載のない限り、本原稿作成時点で施行されている法令に基づいた内容になっています。


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