【社会保険労務士】
「 寝過ごしにより、就業場所に遅刻した場合は、どうなる~? 」



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こんにちは。今日は1月8日。
昼休みのランチの話なのですが、このような時なので、味や値段よりも、ソーシャルディスタンスをきちんと取れる店に行っているのですが、最近の水道橋界隈は閉店するお店も多くなって、以前だったらガラガラのお店まで混んでしまうほど、お店の数が減少しているので、ランチに行く時間帯を変えようかと思案中です。皆様はランチの場所と時間はどのようにされていますか?

さて、お正月休みの勉強が、予定通りにこなせなかった人が多いと思いますが、本試験まで、まだ8箇月もあり、十分間に合いますので、焦らないでください
机の前に座っていても、やる気が出ないとか、いろいろと悩ましいことは多いと思いますが、とにかく机の前に座るという習慣をつけることが大切です。
勉強というのは、長時間、長期間やればいいというものでもなく、その勉強の内容、密度によっては、短時間、短期間で合格することは可能です。(社労士試験は司法試験ほどの難易度ではないので、必要以上に深刻に考えすぎることはないと思うのです。)
むしろ、仕事が忙しくて勉強時間が短い人の方が、余計なことを考えずに、シンプルにテキストを読んで、過去問題を解くという方法で合格している人が多いのが実態です。

「シンプルイズベスト」という言葉がありますが、少なくとも社労士試験の勉強のように、既に答えの出ている学問(勉強)においては、変にこねくり回してしまうと理解できなくなってしまう危険性がありますので、あまりご自分で問題を創造するのではなく、過去問題を堅実に解いていく勉強方法が結局は一番いいと思います
幸いなことに論文を書く試験ではなく、すべてマークシート試験なので、正しいか誤りかを見抜くことができれば、合格可能という社労士試験の特性に注目するべきでしょう。
実際の本試験問題を見れば、それほど恐れることはないと思えるはずです。

今週も過去問題から、いくつか紹介します。

『試みの使用期間中の者にも、労災保険法は適用される。』

たった1行ですが、平成30年に出題された問題です。
〇 か × か分かりますか?
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正解は、もちろん、〇 ですね。使用期間中の者であっても、労働基準法上の労働者であるから、労災保険法が適用されるのは、ある意味当然と言えますね。
もう、1問紹介します。

『寝過ごしにより、就業場所に遅刻した場合は、通勤に該当することはない。』

これは、平成24年の過去問題なのですが、さて、どうでしょうか?
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正解は、× です。
寝過ごして、遅刻するというのは、ありそうですね。
通勤と認められるには、移動が就業に関し行われるものであること、つまり、移動行為が業務と密接な関連をもって行われることを要します。
出勤と就業との関連性については、所定の就業日に就業開始時刻をめどに住居を出て就業の場所へ向かう場合は、寝過ごしによる遅刻等、時間的に若干の前後があっても就業との関連性があるものとされ、この設問の場合は、他の要件を満たす限り、通勤に該当することとなります。

睡眠

もう1問、通勤に関する問題です。

『通勤の途中で怨恨をもって喧嘩をしかけて負傷した場合、通勤災害と認められる。』

さあ、どうでしょうか?〇 か × か分かりますか?
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🕘
正解は、× です。
最近、電車の中が殺伐としていると感じませんか?電車内の窓の開け閉めで、思いっきり全開にしたがる人がいて、他の乗客と揉めていました。(少し開けておけば大丈夫だと思うのですが。)
通勤の途中で怨恨をもって、喧嘩をしかけて負傷した場合は、通勤が原因となって災害が発生したものではないので、通勤災害とは認められません。
過去問題は、大事ですので必ず目を通しておきましょう。



社労士講師室・伊藤修登

つづく。
※別段の記載のない限り、本原稿作成時点で施行されている法令に基づいた内容になっています。


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