【社会保険労務士】
「  試験時間(1問3分)を意識した
勉強をしていますか??  」



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こんにちは。今日は2021年4月30日。
先々週の4月16日に今年の社労士試験の試験要領が発表され、例年通り試験日は、8月の第4日曜日の8月22日に決まりました。
本試験まで残り約110日。今回は実際の本試験について少し書いてみます。
試験当日の予定は次のようになっています。

 出題形式   着席時刻  試験時間
選択式 10:00 10:30~11:50(1時間20分)
択一式 12:50 13:20~16:50(3時間30分)


上記のように、午前、午後合わせて、4時間50分の長丁場の試験なので、知力のほかに体力も必要な試験です。(むしろ体力勝負?)
これは本当に1度でも本試験を受けた経験がある人は実感していると思いますが、約5時間の試験を受け終わると、マラソンを走った直後のようにぐったりして、しばらく動けません。それくらい疲れます。
より詳しく述べると、午前中の選択式は、1時間20分なので、これは何とか乗り切れます。問題は、午後の択一式です。3時間30分の間に何と「70問」を解かなくてはなりません。
3時間30分=210分。
210分間に70問を解くのです。つまり、1問3分ペースで解くのです!
初めて社労士試験を受ける人に、是非とも覚えておいてほしいのですが、1問に割ける時間は、たったの3分間しかないのです。(ウルトラマンみたいだなあ。)

タイム

3分間で、A・B・C・D・Eの中の正しいもの又は間違ったものを探さなければならないのです。
試験に合格する上位6%に入る人たちは、これを克服しているのです。
毎日、多くの質問メールが届きますが、1問3分で解くことを日頃の勉強から意識していますか?
つまり、3分で解けないような難問奇問は、ほぼ出題されないので、必要以上に細かく深い箇所にこだわる勉強は、得点には結びつかない可能性が高いと思われます。
また、「〇〇法について論ぜよ。」などという記述式問題も出ません。
シンプルに正しいか誤りかを見抜くというマークシート試験なのです。

社労士試験を1回~2回でクリアする人は、このあたりの試験の仕組みを素早く読み取って、早くから傾向と対策を意識した勉強をしている人が多いです。このブログを読んでいる皆様、今一度、ご自分の勉強方法を確認してみてください。本試験に繋がる勉強をきちんとしていますか?

さて、今週の過去問は、平成23年の厚生年金保険法からの出題です。

『 被保険者の死亡により遺族厚生年金の受給権者となった妻が、再婚したことによってその受給権を失ったとき、被保険者の死亡当時その者によって生計を維持していた母がいる場合は、当該母がその遺族厚生年金を受給することができる。』
〇 か × か分かりますか?
🕓
🕖
正解は、× です。
夫が死亡し、妻と母が遺族として残った場合、妻の方が順位が高いので妻が遺族厚生年金を受け取ることになりますが、その後、もし妻が再婚した場合は受給権を失います。この場合、母に受給権は行かず遺族厚生年金が支給されることはありません。
いわゆる転給という制度は、遺族厚生年金にはないのです。

念のために遺族厚生年金の遺族の要件とその順位は下記のようになっています。

遺 族 年齢・障害の要件
なし
55歳以上であること
父母、祖父母 55歳以上であること
子、孫 18歳の年度末までの間にあること
又は
20歳未満で障害等級1級又は2級
現に婚姻をしていないこと


※遺族の順位
遺族の順位

父母は、配偶者又は子が、
孫は、配偶者、子又は父母が、
祖父母は、配偶者、子、父母又は孫が、
遺族厚生年金の受給権を取得したときは、それぞれ遺族厚生年金を受けることができる遺族にはなりません。
上記の順位は試験によく出ますので、必ず覚えておきましょう。



社労士講師室・伊藤修登

つづく。
※別段の記載のない限り、本原稿作成時点で施行されている法令に基づいた内容になっています。

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