【社会保険労務士】
「 皿回しのように、勉強すると効果がありますよ~~。 」



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 「 皿回しのように、勉強すると効果がありますよ~~。 」 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

こんにちは。今日は2021年7月16日。
本試験当日まで、残り約5週間(37日)となりました。
受験生の皆様は、この夏はメジャーリーグ中継や五輪中継などがありますが、テレビやスマホを見ないで、勉強に集中してください。(テレビやスマホを捨てるくらいの気持ちで!)
社労士試験というのは、全部で10科目もありますので、1科目ずつであれば攻略できそうなのですが、科目数が多く、類似の規定もたくさんあって悩ましいのが特徴です。
ある人が「皿回し」にたとえていましたが、私も同感です。つまり、皿回しは、常に皿を回していないと落ちてしまいます。
労基、安衛、労災、雇用、徴収、健保、国年、厚年、労一、社一とあるわけですが、今日からは、1科目30分間ずつ位の細かい時間で、1日3科目~4科目を勉強するようにしてみてください。たとえば、過去問を解くという場合でも、労基法だけを解くのではなく、労基、安衛、労災、雇用と解くような感じで勉強していけば、3日くらいで1回転できて記憶を繋ぎとめることができると思います。頑張ってください!

皿

さて、今シーズンのエンジェルスの大谷選手は、絶好調で、毎日のようにホームランを打ち、前半戦だけで、33本ものホームランを打っています。最終的には過去5人(ベーブルース・ロジャーマリス・マークマクガイヤー・サミーソーサ・バリーボンズ)しか達成していない夢の記録「60本」にも届くかもしれませんので、毎試合、目が離せない状況です!

ベースボール

社労士試験でも「60」という数字が数多く出てくるので、今日はそれを紹介しようと思います。

労働基準法第26条においては、「使用者の責に帰すべき事由による休業の場合においては、使用者は、休業期間中当該労働者に、その平均賃金の
( A ) 以上の手当を支払わなければならない。」と定めている。
さて、空欄Aには何が入りますか?(基本問題ですよ~)
🕘
🕓
🕖
正解は、「100分の60」です。これは有名な休業手当の条文なので暗記している人も多いと思います。なお、天災地変等による場合など、使用者の責に帰すべき事由と言えない場合は休業手当の支払いを要しないとされています。

雇用保険法の高年齢雇用継続基本給付金のところでも、60という数字が出てきます。

「高年齢雇用継続基本給付金は、被保険者が次の要件に該当するときに、支給対象月について支給する。
①被保険者に対して支給対象月に支払われた賃金の額が、みなし賃金日額に30を乗じて得た額の100分の( B ) に相当する額を下回っていること。
②当該被保険者が ( C ) に達した日又は ( C ) に達した日後において、算定基礎期間に相当する期間が ( D ) 以上あること。
③支給対象月に支払われた賃金の額が、支給限度額未満であること。」

さて、空欄 B、C、D には何が入りますか?(基本問題ですよ~)
🕘
🕓
🕙
正解は、B=75 C=60歳 D=5年 です。
高年齢雇用継続基本給付金というのは、多くの企業において60歳以後、給与が下がる傾向にあるので、それを補うための制度と言われています。
60歳~65歳までの間に、それまでの賃金額と比べて、100分の75を下回る賃金しか受けていない場合に、基本給付金を受給することができます。
なお、支給対象月の賃金額が、61%未満の場合は、支給対象月の賃金額×15%の基本給付金が支給されます。

具体例で説明すると、みなし賃金月額が30万円だった人が、60歳になって、賃金月額が18万円になった場合、賃金月額は40%ダウンしたことになります。
この場合、基本給付金はいくら支給されるでしょうか?
18万円は、61%未満なので、180,000円×15%=27,000円
というわけで、27,000円の高年齢雇用継続基本給付金が支給されます。
結果として、30万円から18万円に賃金月額が下がってしまいましたが、基本給付金が27,000円支給されるので、合計207,000円を受け取ることになります。
このあたりの計算は過去に本試験でも出題されたことがあるので要注意です。
※それぞれの表現は、ひらたく説明していますので、必ずお手持ちのテキストで確認しておいてください。



社労士講師室・伊藤修登

つづく。
※別段の記載のない限り、本原稿作成時点で施行されている法令に基づいた内容になっています。

TAC社会保険労務士講座では、無料のオンラインセミナーを不定期で行っています。
興味がございましたら、お気軽にご参加ください。申込方法等は、TAC社労士講座のホームページをご覧ください。

TAC社会保険労務士講座のホームページはこちら