【社会保険労務士】
「 社労士試験では、完全試合を目指してはいけません??」



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こんにちは。今日は2022年4月22日。
少し古いニュースになりますが、4月10日に行われたロッテ対オリックスの佐々木投手の完全試合、地上波では放送されませんでしたが、たまたま加入していたCS放送で生中継を見ることができました。
1994年の槙原投手以来、実に28年ぶり史上16人目の快挙でした。

🥎


完全試合はその名の通り、ヒットはもちろん、四球やエラーがあってもダメで、1回~9回までの全27打者をすべて塁に出さずにアウトにしなければならないのです。
さらに味方が点を取って勝利しなくては成立しません。9回を終わって、0対0では完全試合は成立しないのです。
完全試合達成者数は、次の通りです。

1950年代=5名
1960年代=5名
1970年代=4名
1994年 =1名(槙原投手)
2022年 =1名(佐々木投手)


上記のように、70年代までは、2年に1度くらいの割合で達成されていた記録でしたが、1980年以降は極めて達成困難な記録なので、長く野球ファンでいる人でも、生中継で見る機会というのは滅多にないことです。(結果を知って後からニュースで見るのとは感動が100倍違います。)
4月17日の試合でも、8回まで完全試合を継続ということで、佐々木投手であれば、近い内にもう1度達成してしまいそうではありますが。

ところで、社労士試験ですが、この試験は「完全試合」を目指す必要はありません。
社労士試験は、選択式40点、択一式70点、合計110点満点の試験ですが、50年以上の歴史の中で、おそらく誰も110点満点を取った人はいないと思います。
約5時間という制限時間の中で解かなければならないので、全問正解というのは、ほぼ不可能でしょう。
原則的な合格ラインは、選択式28点、択一式49点ですから、約7割取れれば合格できるのです。逆から考えると、3割は間違っても構わないということです。ですので、以前も申し上げましたが、完璧主義に陥らないようにして、難問は切り捨てて基本的な問題を確実に得点するという方法を取るようにしてください。

さて、28年ぶりということなので、28が出てくる試験問題を紹介します。

『失業の認定は、求職の申込みを受けた公共職業安定所において、原則として受給資格者が離職後最初に出頭した日から起算して4週間に1回ずつ直前の28日の各日について行われる。』
〇 か × か?
🕖
🕘
🕓
正解は、〇 です。
これは、基本的な問題ですね。失業の認定というのは、1箇月に1回ではなく、4週間に1回ですので、お間違いなく。ではもう1問、類似問題です。

『公共職業安定所長の指示した公共職業訓練を受ける受給資格者に係る失業の認定は、当該受給資格者が離職後最初に出頭した日から起算して4週間に1回ずつ直前の28日の各日について行う。』
〇 か × か?
🕓
🕘
🕖
正解は、× です。
公共職業安定所長の指示した公共職業訓練を受ける受給資格者に係る失業の認定は、1月に1回、直前の月に属する各日について行うものとされています。
単純な問題ですが、制限時間があって速読するとケアレスミスをする可能性がありますので、このような基本的な問題を確実に解けるようにしておいてください。

なお、「28」という数字は、完全数と呼ばれる数です。
※完全数……自分自身が自分自身を除く正の約数の和に等しくなる自然数のこと。
完全数は、(1+2+3)、28(1+2+4+7+14)、4968128、と、
1~10000までの中で、わずかに4個しかありません。
8128の次は、何と、33550336です。
日本のプロ野球で最初の完全試合が達成された日が1950年6月28日というのは、数字の不思議な偶然と言われています。



社労士講師室・伊藤修登

つづく。

※別段の記載のない限り、本原稿作成時点で施行されている法令に基づいた内容になっています。

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