【社会保険労務士】
「 入院時食事療養費って、お金をもらえるの?支払うの?」



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こんにちは。今日は2022年7月8日。
毎日、猛暑で大変だと思いますが、とくに体調維持のために、「睡眠と栄養」には気をつけてください。会社員やOLの方にとっては、ランチに何を食べるのかは意外と重要だと思うのです。
20年ほど前に竹内結子さんの主演で放送された「ランチの女王」というドラマを覚えていますか?働く人にとって、「仕事の合間のランチの時間は、リフレッシュタイムとしてとても重要なもの」というテーマをもとにしたラブコメディで、おそらくその考えは、現代でも変わらないと思うのですが、先日、いつも行っているランチのお店で次のような経験をしました。

食事

そのお店では、ランチのご飯を「白米」か「雑穀米」を選べるのですが、私はいつものようにAランチ(雑穀米)を注文して待っていると、隣のテーブル席の女性2名もAランチ(雑穀米)だったようで、隣の席にAランチ(雑穀米)が2人分届きました。 ところがその2人は、1~2分間、料理をそのままにして楽しく会話を続けていました。で、ようやく食事をしようとしたその瞬間、1人の女性が急に店員さんを呼びました。

女性「すみませ~~ん。このご飯、ちょっと多いので半分取ってくれますか?」
店員「はい、分かりました。半分、取ってきますね。」

と言って、その雑穀米の皿をバックヤードに持っていき、20秒後には、ご飯が半分になった皿をその女性のテーブルに置きました。
で、その30秒後、私のAランチ(雑穀米)が届きました。
心の声「え~~、この雑穀米、今さっき隣のテーブルから取っていった雑穀米だよね~。あれだけ料理の真上で喋っていた、まさにその雑穀米でしょ?」

瞬時に、店員さんに「白米」に変更してもらいました。
少し神経質かもしれませんが、コロナ流行後の現代では、一度出した料理は、下げるべきではないと思うのです。その「下げたご飯」は誰が食べるのでしょうか?

さて、健康保険法の中に「入院時食事療養費」という項目があるのは、皆様ご存知だと思いますが、この保険給付は、特に初めて学習する方は勘違いして覚えている方が多数いらっしゃいます。
入院時の食事療養については、療養の給付からは切り離されており、食事代の一部は定額で被保険者が自己負担して、定額負担部分以外は入院時食事療養費として保険給付される仕組みになっています

試験に出る可能性のある食事療養標準負担額は、次のようになっています。

区  分 食事療養標準負担額
低所得者
以外の者
① ②に該当しない者 1食につき460円
② 小児慢性特定疾病児童又は指定難病患者 1食につき260円
低所得者 市町村民税の
非課税者等 
③ 入院日数90日以下 1食につき210円
④ 入院日数90日超 1食につき160円
⑤ 70歳以上で判定基準所得がない者 1食につき100円


保険給付という言葉に少し錯覚しそうですが、この右の欄の数字は、1食あたりの負担する金額ですからね。
昔、届いた質問メールに、どうして低所得者の人の方がもらえる額が少ないんですか?という質問がありましたが、この額は被保険者が自己負担する額ですからね。
一般的な人の場合、1食あたり460円、1日では1,380円の負担になります。(結構な金額になりますよね。)

上記のような単純な数字の問題が、選択式問題に出る可能性が多々ありますので、本試験までには覚えておいてください。
いわゆる数字関連の暗記問題は、問題に紛れがないので、社労士試験合格のためには必ず覚えて得点源にしておきましょう。

覚え方は、
一郎(160)、二郎(260)、四郎(460)がいるけど、三郎(360)はいない。
みたいな感じでいいと思います。(360円はないという意味です。あ、100円と210円は良い語呂がないので、そのまま覚えてください!)

このように社労士試験では、暗記から逃げないことが、合格への近道です。
暗記学習を否定する方もいるようですが、暗記することは立派な能力だと思いますので、暗記できるものはどんどん暗記しましょう!


社労士講師室・伊藤修登

つづく。

※別段の記載のない限り、本原稿作成時点で施行されている法令に基づいた内容になっています。

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