【司法試験】社会人合格者ブログ

~司法試験受験編~

 

第10話

戦い終えて


みなさん,こんにちは。

今年の司法試験・予備試験短答式試験は,コロナ禍の影響もあって例年にない過酷な乱戦だったかと思います。

受験されたみなさんは,この大変な状況の中,本当によく頑張ったと思います。

様々な状況を踏まえて今回の受験を見送ったみなさんも,来年に向けた準備をしたり新しい進路を模索したりするなどしていらっしゃるので,頭が下がる思いです。

今回は受験生のみなさんに向けて,いろいろ書いてみようと思います。


①司法試験受験生のみなさんへ

まずは,本当にお疲れ様でした。今年の試験は3ヶ月ほど延期され,その間の精神的・経済的負担が大きかった上,8月中旬という炎天下での試験だったので,受験生のみなさんにかかっていた負荷は,とてつもない大きさだったと思います。ぜひ,最後まで頑張った自分自身をゆっくり癒やしてあげてください。この状況下では,飲み会や旅行という形で疲れを癒やすのは難しいですが,自宅で漫画やゲームに興じるなど自分なりの方法で,まずは消耗しきった気力・体力を回復させましょう。ちなみに私の場合は,試験が終わった後に某国民的RPGの第11作目を買ってきて,仕事が終わった後にひたすらプレイしていましたね……。


さて,ある程度気力・体力が回復したら,短答式試験の自己採点をしてみるのもいいかと思います。例年通りであれば,108点がボーダーラインなので,各予備校の採点システムを使って点数を出してみるのもいいでしょう。

もし万が一,どの予備校の採点システムを使っても108点に届かないのであれば……できる範囲でいいので学修を再開したり,今後の身の振り方を考えてみたりした方がいいかもしれません。私が観測した限りでは,今年が5回目の受験のところ,自己採点で108点を下回ってしまったため,法科大学院への再入学を考える人や予備試験を考える人もいました。もし可能であれば,心の傷を癒やしてから今後どうしたいのかをじっくり考えるのも一手だと思います。


短答の自己採点で108点を超えていた人は,もし可能であれば再現答案をちょっとずつでいいので作成していきましょう。もし合格していれば,その再現答案は各予備校が買い取ってくれますし,不本意な結果になった場合でもリスタートに大いに役立ちます。


それから,受験生の皆さんの中には,遊ぶ気になれないけれど司法試験の学修もしたくないという人も結構いるかと思います。このような場合には,司法試験とは関係のない比較的受かりやすい資格試験を目指してみるのもいいかもしれません。法律系資格であれば,知的財産管理技能検定・ビジネス実務法務検定,それ以外の資格であればビジネスマネジャー検定や日商簿記検定が11月以降にそれぞれ実施予定です。もし,受験を終えてもやもやした気持ちがあるのならば,上記の資格取得を目指すのもオススメです。TACでは上記に対応した講座や書籍もありますので,よろしければ前向きにご検討ください!

ぜひ,最終合格発表の日までの時間を有意義に過ごしてください。


②予備試験受験生のみなさんへ

まずは,短答式試験の受験,お疲れ様でした。司法試験と同様に試験が延期になり,特に社会人受験生のみなさんは有休休暇取得との兼ね合いで日程調整に難儀されたと思います。

予備試験受験生のみなさんにもゆっくり休んでくださいと言いたいところですが,自己採点で160点を超えていた人は今すぐ論文対策にシフトして,全速力で試験対策を進めていってください。160点を超えていたみなさんは,今年の予備短答に通過している可能性が高いです。そのため,短答対策で培った知識をもとに論文の完成度を少しでも上げていってください。


他方,自己採点で160点に届かなかった人も相当数いると思います。まずはゆっくり休んで,心の傷を癒やしてください。

その上で提案ですが,もしあと10~20点ほど届かなかったというのであれば,短答を通過したものと仮定して論文試験日までの期間限定で論文対策をしてみるのも一手です。この段階にある人たちは,それなりに短答対策が進んでいたと思われるので,論文対策をすることでさらに実力を上げることが可能です。

逆に160点との間に結構な距離がある人は,今一度,短答過去問をしっかり取り組めていたか,予備校の基礎講座で習うことをしっかりと理解・記憶できていたかを振り返ってみましょう。今は辛いかもしれませんが,ここで真剣に学修をリスタートさせられれば,次年度は最終合格までいける可能性もあります。


今回の試験では,受験生のみなさんに大きな負担がのしかかっていたので,尋常ではなく大変だったと思います。まずはゆっくり休んで,気持ちが少しずつ上がってきたら,またぼちぼち進んでいけばいいと思います。

 

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