【司法試験】

H29司法試験合格者日誌~予備試験口述対策について~


こんにちは。

 

10月12日(木)に予備試験の論文式試験の合格発表がありました。 合格された方,本当におめでとうございます。 せっかくですので,今回は普段の記事はお休みして,口述試験対策について書かせて頂きたく思います。

 

口述試験対策としてまずすべきことは,口述模試の申込みです。 口述試験の問題は,もちろん超マイナー分野からの出題など超難問もあることはありますが,基本的には論文式試験ほど複雑なものは出ていないように思います。やはり,試験官を前にして緊張したり,難問部分を答えられずに焦ってしまったりして,皆が答えられる部分を答えられないという状況を避けるべきです。 そのためには,口述試験の雰囲気を知る必要があります。例えば,本番では試験室に入室した直後に,「〇室〇番です。よろしくお願いします。」という挨拶をすることになりますが,ここで名前等を言ってはいけない,頭を下げるタイミングは挨拶の前か後か等,本番で初めて意識するとそれだけで焦ってしまうような注意事項がいくつもあります。このように,形式面での気配りに苛まされて実質面に悪影響が及ばないよう,練習しておく必要があります。 ちなみに,私は2社申し込みました。

 

今年はTACでも中村先生が主査となって口述模試を実施されるようなので(https://ameblo.jp/4-algo-rhythm/entry-12312328782.html),4A受講生の合格者の方はぜひ受けられてみてはと思います。

 

もう一つ重要な対策は,何らかの方法で全過去問(口述再現)を入手して内容をチェックするということだと思います。 口述の過去問はそこまで量が多くないし,実務基礎科目はいくらでも捻った出題が可能で出題範囲を特定するのが困難なのだから,過去問をチェックしてもほとんど意味がないと当時の私は思っていたのですが,意外と似たような出題が頻繁になされています(特に刑事の法曹倫理)。ですので,過去問チェックは,試験に直接役立ちます。

 

さらに,過去問のチェックは間接的にも役立ちます。どういうことかというと,勉強の指針になるということです。上述の通り,実際,実務基礎科目は受験生的には妙に細かい知識(弁論準備手続や公判前整理手続等の条文知識や,民事執行法・民事保全法等に関する知識)を問うことが多く,ともすれば民訴・刑訴の短答過去問を全部潰さなければ,民執・民保の基本書を読み込まなければという強迫観念に駆られがちだと思うのですが,やはり今からでは時間がないという方もいらっしゃると思います。そういう方は,まず過去問を見て,どのような問題が出ているかをチェックしてから,どういう勉強をすればよいか,どういうテキストを使えばよいか,取捨選択されるとよいと思います。

 

以上2点,予備試験の口述対策について最も重要なものだけをお伝えしたつもりです。上記以外の対策が不要とは思いませんし,むしろ上記の対策だけで大丈夫と言うつもりは全くありません。しかし,論文合格者の中には,この数か月間,ほとんど又は全く口述対策をしていないという方もいらっしゃると思います。そういう方の中には,もう何から手を付ければよいのか分からないとパニックに陥っている方もおられると思いますので,この記事がそういう方の当初の指針となれば幸いです。

 

頑張ってください!

 

次回に続く!!