【司法試験】R1合格者ブログ

~法科大学院からの司法試験合格日記~


第25話

修習に向けて勉強しておくと良い科目


1.はじめに

みなさんこんにちは。早いものでもう11月も2週目となりました。今年はコロナ等で慌ただしい一年となりましたが、早いものでもうすぐ1年が終わります。まだ、司法試験の結果が出ておらず、受験生にとっては不安な年末年始となるでしょうが、不安になりすぎることなく、今できることをしっかりとやって、良いメンタルで年末年始を過ごせるようにしましょう。また、インフルエンザ等も流行り始めると思いますので、体調に不安がある人は、余裕があれば予防接種等に行くといいかと思います。コロナの関係で病院に行くのはやや怖いような気もしますが…

さて、本日は、修習に向けて勉強しておくと良い科目についてお話ししようと思います。


2.民事系科目について

実務では、訴状や答弁書、準備書面と言った当事者から提出される書面をよく見ることになります。訴状等は、原告の言い分を記載したものとなりますが、当事者の主張を法的に分析するには要件事実の理解が不可欠です。よく、修習中には、当事者の主張整理と題して、当事者の主張を要件事実のブロックで検討し、主張の認否を検討して、争点が何かを把握することがあります。ですから、修習に向けて、要件事実の勉強をしておくと良いでしょう。参考になる書物としては、新問題研究や類型別、完全講義民事裁判実務の基礎といった本がいいでしょう。

 

また、修習では、当事者の主張や証拠等から、どういった事実が認定でき、その事実からすれば、争点がどのように判断できるか、事実認定をすることが多くなります。これは、司法試験での勉強とはまた毛色の違うもので、なかなかに難しいものです。修習前に簡単にでも事実認定がなんたるかに触れておくと良いでしょう。お勧めの本としては、ステップアップ事実認定が良いかと思います。


3.刑事系科目について

刑事系科目は、訴訟での手続がかなり重要となってきます。特に、公判前整理手続であったり、公判における尋問の仕方であったり、勾留、保釈といった制度など、司法試験でも問われることがありますがそこまで重きをおいて勉強してこなかった部分がかなり重要です。まずは、その辺りの知識を基本書等で補ったり、条文を読んだりすると良いでしょう。

 

実務系の本としてお勧めするのは、刑事弁護ビギナーズという本です。これは、弁護士の立場から、刑事事件についてどのように事件を進めていけばいいかという指南書のようなものですが、手続についての解説もありますし、弁護人からの目線を持っておけば、それを裁判官の視点や検察官の視点にも代替できますから、参考になると思います。

 

4.終わりに

司法試験の勉強が終わってもなお、新しいことを勉強しなければなりません。なかなか今から司法修習に向けた勉強をするのは大変でしょうが、余裕があれば、勉強してみましょう。


次回に続く!!