【司法試験】

H29司法試験145位合格者日誌

~インプットの方法(商法編)~


こんにちは。

 

今回は私のインプットの方法をご説明したいと思います(H28の司法試験商法論文過去問のネタバレアリです)。

 

まず,商法です。

 

商法は,私の司法試験の初回受験時のランクは,Fでした。

成績通知のはがきが届いて(合格発表後翌週の週末辺り。発表から2週間近く経っていたように思います),その成績を確認すると,当時の私は早速「敗因分析」を始めました。

 「敗因分析」の重要性は,中村先生も何度も説明していらっしゃるところです(cf.https://ameblo.jp/4-algo-rhythm/entry-12197462118.htmlやhttps://ameblo.jp/4-algo-rhythm/entry-12310374547.html)。

 

その結果,私がなぜ商法でFを取ってしまったかについては,設問ごとに見ると,①〔設問1〕で書いた規範(取締役会決議の瑕疵,代表取締役任期途中での報酬減額の可否)が正確でなく,あてはめも冗長でポイントを押さえていなかった,②〔設問2〕の応用論点に時間をかけすぎた(にもかかわらず,経営判断原則の規範を覚えていなかったため,結局ろくなことが書けなかった),③〔設問3〕で内部統制システムに関する話を一切書かなかった(書けなかった)から,ということが分かりました。

 

さらに分析すると,①については明確な知識不足(or不正確),②については分からない部分には深入りしないという鉄則を破ってしまっている+経営判断原則の規範という基本的知識の欠落,③については〔設問1〕を読む・解く・書く→〔設問2〕を読む・解く・書く→〔設問3〕を読む・解く・書くというふうな試験時間の使い方をしていたところ,〔設問1〕と〔設問2〕の書く時間が大幅に膨らんで,〔設問3〕の問題文を読み始めた時点で残り15分程度しか残っていなかった+内部統制システムに関する知識を全然持っていなかった(当時は関連する条文番号すら分からず)というのがそれぞれの原因であると考えられました。

 

以上の敗因分析からすると,私がなすべき対策は,1.分からない部分には深入りしない+設問ごとに書くのではなく,通しで一気に解き,その後一気に書くという答案戦術を身につける,2.経営判断原則や内部統制システムレベルの基本的知識の不足を補うという二本柱ということになります。

このうち1については今までの記事で散々述べてきたとおり,答練や過去問での答案作成が有効です。

一方,2については,中々難しい問題があります。

なぜなら,単に「知識不足を補う」といっても,どのような知識を補えばよいのか,その範囲が分からない(∵今年出た知識だけを復習しても,次の年また出るとは限らない。また,今年出題された分野の知識がこれだけボロボロだったら,他の分野の知識も言わずもがなの状態であろうから,次の年そこから出題されると同じことになってしまう。とすると,今年の復習だけでは足りない),範囲が分からない以上網羅的なテキストを使いたくなるが,あれだけ知識偏重に警鐘を鳴らしている中村先生(cf. https://ameblo.jp/4-algo-rhythm/entry-11769581835.html)のおかげ(せい?)で,市販の基本書に手当たり次第手を出すのは怖い……。

 

そこで私がまず頼ったのは,初心に戻って,4A基礎講座の「4A論文解法パターンテキスト 商法」でした!

 

次回に続く!!