【司法試験】

H29司法試験145位合格者日誌

~勉強時間の長さにこだわる必要性(その3)~


こんにちは。

 

今回も引き続き、勉強時間について書きたいと思います。

 

平成27年度の予備試験の論文に合格したことが分かると、論文式試験の日以降ほとんど勉強していなかったことが初めて恐怖として襲いかかってきてました。

 

口述対策は、人一倍やる必要があると思いました。口述試験の対策方法を伝授しているブログなどを見ると、この期間は1日12時間毎日勉強したなどという人もいたので、私もそれを目標にしました。 しかし、私は、その時すっかり腑抜けてしまっており、また、恐怖のせいもあってか体がそわそわしてしまい、勉強はおろか、机の前に座ることすらままならない状況でした。

 

そのため、勉強机の片隅にパソコンを置いて、お気に入りの動画を流しながら勉強するという手法をとりました。もちろんそんな環境では勉強に集中することはできませんでしたが、とにかく机の前にいるという目標を達成したかったのです。

 

その結果、机の前にいた時間は毎日12時間近く確保できました。ただし、実質の勉強時間は当然それよりもかなり少ないと思います。

 

口述式試験が終わってからは、また腑抜けてしまい、口述式試験の合格発表があってからも勉強する気が起きませんでした。

 

その年の11月から翌年平成28年の3月まで、毎日平均して3時間くらいの勉強時間でした。3月から4月にかけて受けた二つの模試の結果があまりに悪く、4月と5月の直前期は流石に10時間近くやりましたが、結局この年の司法試験は落ちてしまいました。

 

9月になって、不合格が分かってから成績通知が来るまでの2週間ほどは、何もする気が起きませんでした。 しかし、成績通知が来てからはすぐにたくさんの方に再現答案と成績を見てもらい、敗因分析をし、知識のインプットのし直しと答練をし始めました。

 

答練は、予備校の答練も受けましたし、過去問を使った自己答練も行っていました。1日当たり平均して1通(司法試験でいうと1問分)は書いていました。 1日の勉強スケジュールとしては、答案を書くのに2時間、その答え合わせと復習に2,3時間、インプットに2,3時間で、平均して毎日コンスタントに6〜8時間はやっていました。

 

また、前年度の司法試験の短答の点数があまり良くなかったので、短答の点数を伸ばすことも目標の一つでした。しかし、それで論文の勉強時間が圧迫されるのは嫌でした。そこで、お風呂の時間を短答過去問の演習に充てました。これによって、毎日一定の時間を短答の勉強のために確保することができました。このルーティンは、試験前日まで続けることができました。

 

全3回に渡って、私のここ数年間の勉強時間について書いてきましたが、いかがだったでしょうか? 少ないと感じられた方もいらっしゃると思いますし、多いと感じられた方もいらっしゃると思います。

 

ただ、私は、これを書くに当たって、かなり正確性に気を遣ったつもりです。

 

勉強時間を水増ししたり、逆に少なく見積もったりしたつもりはありません。 というのも、私が受験生時代、「私はこれだけ少ない勉強時間で受かった」という自慢話や、「私はこれだけ長い時間勉強した」という武勇伝に、ひどく悩まされたからです。本当の話ならいざ知らず、自分の言いたいことのために、事実を捻じ曲げるのは好ましいことではありません。 勉強時間は人それぞれです。長い時間勉強したからといって偉いわけではありませんし、かといって、短い時間で受かったからといって直ちに天才だというわけでもないと思います。

 

それならなぜお前はこんな記事を書いたのかと言われると、それは、「なんだかんだ言って、合格するためには、一定の勉強時間を確保する必要がある」ということはおそらく確かであり、そのことを皆さんに伝えたかったからです。

 

今までの記事を読んでいただくとお分かりになると思いますが、私が最も腑抜けたのは、平成27年度の予備試験最終合格直後です。

 

それも、例えば仕事をしていたから勉強時間が確保できなかったというのならともかく、私は専業受験生だったので、物理的には全然勉強することは可能でした。それなのに、ちゃんとやらなかったのです。 受験にifはありませんから、「もしこの時私がもっと勉強していれば受かっていたはず」とは言いません。 しかし、私の平成28年度司法試験の敗因の一つが勉強時間の圧倒的な少なさであることは、間違いないと思います。

 

皆さんには、勉強時間の少なさで後悔してほしくありません。 今合格発表を待っている方は、今無理にやる必要はないと思います。 ただし、既に来年度の司法試験を受ける予定の方は、どれだけ億劫でも、勉強時間のことで悔いが残らないよう、何とかして自分を奮い立たせて、一定の勉強時間を確保するよう勉強してください。

 

次回に続く!