【司法試験】 H30合格者ブログ

~EF答案を回避して確実に合格~

【短答足切り突破法①】


受験生のみなさん、こんにちは。

 

今回と次回の2回を使って、短答試験の足切り突破方法について、私の思うところを述べようと思います。

 

今回は、試験当日までにやっておくべきことについての話です。

 

短答試験突破のために試験当日までにやっておくべきことは、ただ1つです。それは、『過去問をできる限り繰り返す』ということです。これに尽きます。

 

よくある例をあげます。 問題毎に全部の肢を理解してから先に進み、1回~3回ほど周回する…こういう理解先行の作戦を立てる受験生がいます。王道の戦略だと思います。王道ゆえに、この方法で合格点を得る人はかなりたくさんいます。つまり、原則的にはこの戦略で合格が可能です。

 

しかし、この戦略で合格できないという人が一定数います。いわゆる短答試験がニガテなタイプの人です。そのような、短答試験が苦手な人が取るべき戦略があります。それは、理解よりも回転数を意識する戦略です。つまり、ひたすらに解きまくるということです。では、具体的にどのように勉強していくのでしょうか。

 

まず、用意するものは、短答試験の過去問集です。10年分くらい収録されていれば十分だと思います。どこの出版社でも構いません。解説が分かりやすいものがいいような気がしますが、過去問が載っていることが大切です。分野毎の出題傾向をカラダに叩き込むためにも、年度別ではなく分野別の過去問集がいいです。また、肢別になっているものはやめた方がいいです。短答式試験は、設問毎に肢を比較させて、知識ではなく、リーガルマインドで答えを選ぶことを求めているとしか思えないような問題が、毎年数多く出題されます。本番で試されるそのような比較能力を鍛えるためにも、問題毎に収録されている過去問集を選ぶべきです。ちなみに、過去問だけで十分な量があるので、予備校独自問題は全く解く必要はないです。

 

後は、自分の選んだ過去問集を、徹底的に繰り返すだけです。本番まで、時間が許す限り何度でも解きましょう。10周、20周、30周と解きましょう。短答試験に何度も落ちている人は、理解よりも回転数が足りない可能性、つまり『解き慣れていない』可能性が極めて高いです。

 

何回も何回も解いていると、理由は説明できないけど正解できるという不思議な現象を目の当たりにします。解説を読んでも理解はできないけど、答えなら選べる。この現象は、法律科目ならば全科目で見られます。そこまで行ったら、短答試験の足切りをクリアすることができる状態になったと見て良いでしょう(※高得点が取れるわけではありません。あくまでも、足切りを突破できるというだけですので、悪しからず)。

 

イメージとしては、『考えるな、感じろ』です(笑)。

 

もちろん、全問題を感覚で解けと言っているわけではありません。何回も解いているうちにわからなかった解説がふっと腑に落ちることもあります。また、既知の問題の理解が深まることもあります。そうではない問題、わからない問題でも、感覚でそれらしい答えを選べる。ここまで至ることが大切です。

 

次回は、このように当日までに繰り返して身につけた解答力を、試験当日にどう発揮するのかについて、私の考える戦略をお話しします。

 

次回に続く!