【司法試験】H30合格者ブログ

~僕の失敗、からの更生記~



 

第11話

Xファイル -使用した書籍一覧-



みなさん、こんにちは!


司法試験は全日程が終わり、予備試験は短答式試験が終わりましたね。以前もお話ししましたが、当時は色々と精神的に追い込まれていて、周りの方々に相談できたのは本当に救いになりました。受験生の身分の時は、周りに甘えても多少は許されるぐらいのつもりで、一人で抱え込まずに胸中を聞いてもらうだけで精神状態が改善されるので、みなさんもどんどん話を聞いてもらっちゃいましょう。


使用教材(TACの講座と論証暗記を使用したのは前提とします)

 

【憲法】

~判例百選~

 

なんの目的もなく読むのは正直に言って徒労かと思いますが、TACの講座の教材で得た知識で、好き勝手に審査基準を上げ下げするのではなく、判例の示す相場観を得るために使いました。手数を増やすために使ったイメージです。


【行政法】

~事例演習行政法~

 

これは定番の本ですが、私は使用するときに軽く頭の中で答案構成をする程度にして解説を読み込むことに特に力を入れました。理由は、予備試験の時は論証を覚えるのに時間をとられていたこと、司法試験の時は労働法に時間を相当持って行かれてしまったので、苦肉の策ではあるので、できることならもう少し詳細な答案構成をしてから解説を読むべきだったなと後悔しています。


【民法】

~旧司法試験の過去問~

 

私は、民法の弱点は演習不足と論証を中途半端に覚えた事によるものだと考えていたので、TACの講座でマスターした処理手順をひたすら旧司の過去問にあてはめつつ、ひたすら論証を覚え込みました。


【商法】

商法については、正直論証を覚えて後はひたすら答案練習という意外に教材らしい教材は使っていなかったです。ですが、これでは最近の傾向に対応できないので(現に私は予備試験ではFをとってしまいました)、できれば事例研究会社法などをやって実務的な問題の対策もすべきだと思いました。


【民訴】

~解析民事訴訟~

 

民事訴訟法は未だに旧司法試験の過去問が有効な科目だと思います。というのも予備試験でも司法試験でも旧司法試験の過去問の焼き直しあるいは類似の問題とも思える問題が毎年出ていると考えたからです。私は、本番で見たことも聞いたこともないことを書くことを防ぐために、とにかく旧司法試験の過去問にあるような基本的な問題と論証を押さえてそこから逸脱したことは極力書かないようにしていました。


【刑法】

~刑法事例演習教材~

 

これも刑法では定番の本です。問題の量は多く、おまけに難易度はどの問題もかなり高いですが、これをやりこむことで世間ではネタ本とも呼ばれてい「た」こともあり、安心しようと思ってやっていました。しかし予備試験こそこれでよかったものの、司法試験で論証を覚えてとにかくあとはそれに事実を当てはめて吐き出すという勉強法のみをやって板のことに後悔することになります…。


【刑訴】

~事例演習刑事訴訟法~

 

いわゆる古江本です。予備試験と司法試験のどちらでも活躍しましたが、特に予備試験では重宝しました。私が受けた年は、訴因が問題として出たのですが、この本を予め読んでいたおかげですんなりと考えを書くことが出来て、試験終了10秒前に全て書き切ることができました。

しかし、この本は使用にレベルを選ぶ本です。私が初学者の頃に読んだ時は“何言ってんだこれ???”状態で有効に使うことができませんでしたが、学習が進んでから読むと論述で使える考え方がたくさんあることに気づくことができます。ですので、初学者がいきなり手を出すのはおすすめしません。


【民実】

~完全講義 民事裁判実務の基礎~

 

前回もお伝えしたとおり、民実はとにかく要件事実が勝負なのでこの本を飽きるほど読みました。それこそ、もうストーリーが知っているのに印象に残っている名シーン見たさに何度も見てしまうドラマを見るような感覚で読みまくりました。これによって本番では、要件事実で落とすことはなくなり、安定してAをとることができました。


【刑実】

この科目では、普段の刑法と刑訴の勉強に加えて短答の知識と答案練習での慣れを駆使して臨みました。出る分野がある程度決まっていますが、広範囲であるため対策しづらい科目でした。


以上が、私が予備試験の時に特に有用だったなと思った教材です。読んでいて分かると思いますが、使用教材はかなり絞っていました。理由は、私が長い時間勉強できないというのもありましたが、やはりあれもこれもで中途半端になるのは避けたかったからです。


皆さんの参考になれば幸いです。


次回予告

口述試験編(試験前日までの勉強と日々の過ごし方)-桐島、人間やめるってよ-


(次回へ続く!)