【司法試験】H30合格者ブログ

~僕の失敗、からの更生記~


 

第14話

労働法の暗記地獄、そして司法試験の対応の難しさ

 

みなさん、こんにちは。


最近、天気が悪い日が続きますが、暑さはもう夏と言って差し支えありませんね。私は、かなりの暑がりなので、腕まくりは必須です。この時期は冷房について、暑いよ派と寒いよ派で某お菓子のような派閥抗争が繰り広げられる時期でもあります。僕としては、吉田兼好の“家を作る時は、寒さは暖を取ってなんとかできるが逆は無理なので夏を基準にして作れ。”という言葉もあって、暑いよ派に属するのですが、みなさんはいかがでしょうか。


さて、前回ようやく覚醒を経て無事予備試験に最終合格を果たしたわけですが、すぐに問題が3つ生じました。


まず一つ目は、選択科目を何にするかということです。結論から言うと、私は労働法を選択しました。周りの友人がことごとく労働を選んでいたことと、教材が一番充実してそうと思ったからです。しかし、この選択は本当に良かったのだろうかと未だに疑問に思うことがあります。なぜなら、後に詳細を述べますが、規範と判例が命の労働法は暗記量が多すぎて、他の科目を圧迫しまくることになったからです。今にして思えば、国際私法にすべきだったのかなとも思いますが、参考書籍を一読してつまらなく感じてしまって断念しました。

結果的には、労働法はそれなりの成績をとれたので結果オーライだったのですが、もし労働法選択を考えている方がいたら、多分自分が思っているより遙かに暗記の量は多いと言うことを念頭に置いた上で、選択するか考えた方がいいと思います。


二つ目は、主要7科目について、やはり予備試験の問題と勝手が違うということです。当初は、予備試験に合格したのだから余裕っしょと調子に乗っていましたが、すぐにその認識は改められました。司法試験の問題は、難しいと言えば難しいのですがやりづらさを感じたのが正直なところでした。例えるならば、コート上でやるバレーボールとビーチバレーは同じようで違うという所でしょうか。

さらに上記のように労働法が圧迫してきていたので、とにかく司法試験の土俵に自分を慣れさせるべく、過去問演習と答練を繰り返しました。予備試験に合格しているのだから知識は十分なはず、とにかく身体を慣れさせようと思ってひたすら過去問と答練を繰り返したところ、徐々に解きづらさが消えていきました。ですので、まずは過去問を軸に添えた勉強をするべきだと思います。


三つ目は、やる気が出ないという至極単純なものでした。予備試験に最終合格をしたのを確認してからというものの、頭の中で映画のエンドロールが流れているような毎日を送っていたので、まだもう一戦残っていることにいまいち現実感がわきませんでした。これをどう対処したかというと、結論から言うと、時の流れに身を任せてしまいました。

今は試験しか愛せないというわけには到底いきませんでした。もしも試験と逢わずにいたら俺は何をしてたでしょうか、平凡だけど誰かを愛し普通の暮らしをしてたでしょうかとか、そんな答えの出ないことを暇に任せて延々と考えていました。

しかし、この無理をせずにやる気が出るまで待つ作戦は功を奏しました。時の流れに身を任せた結果、12月初旬に無事やる気が戻り、受験の色に染められて一度の人生それさえ捨てることも構わないとまでは言いませんが、しっかりと臨戦態勢になりました。ですので、仮に予備試験ルートの方はやる気が出なかったとしても、そこまで焦る必要はないのかなと個人的には思います。


今回は、合格直後の自分の心境と置かれた状況を総論的に述べましたが、次回からは具体的な勉強をどうしていたのかをお伝えしていきたいと思います。


【次回予告】

労働法は罪なやつ


(次回へ続く!) 

 

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