【司法試験】H30合格者ブログ

~EF答案を回避して確実に合格~

 

第15話

合格発表までにやっておいて損はないこと

-家族法の勉強をしておこう!

 

司法試験合格発表までの間にやっておいて損はないことをお伝えしています。

今回は、『家族法の勉強をしておこう!』というテーマです。


家族法とは、親族法・相続法を合わせた法分野であり、民法では財産法と並ぶ大きな柱の一つです。婚姻関係や相続に関する規律群だと思ってもらえばいいと思います。


民法の範囲に含まれるので、当然ですが、短答試験にも論文試験にも出題されます。

…なのですが。これは私に限ったことではないと思いますが、家族法をしっかりと勉強して司法試験に臨んだ人は少ないのではないでしょうか。

というのも、家族法の問題は出題されたとしても配点割合が低いため、単に司法試験合格のみを目的とするならば『捨て問』と考えてバッサリ切り捨てる戦略も十分可能だからです。


しかし、いざ実務に出るとその状況は一変します。

端的に言えば、家族法の知識がないと仕事ができません。

大抵の紛争には相続問題が絡んでいます。婚姻関係に関する相談は都市部・地方問わず増え続けています。

そのため、家族法の知識は実務家にとっては必須の知識なのです。


そんな家族法をどう勉強するか。

 

司法試験受験生だった皆さんとしては、まずはやっぱり基本書から入るのが一番でしょう。

 

オススメは『家族法-民法を学ぶ―』窪田充見(有斐閣)です。非常に読みやすい文体なので大枠がわかりやすく、分厚い割にサクッと通読することができます。

 

論点を学ぶという意識ではなく、家族法の関わる問題の基礎的な処理手順を知るという意識で読むことが大切だと思います(訴訟だけではない、調停や審判などの存在や意義など)。

他にも、基本書を読むのがめんどくさいという場合には、予備校の家族法の講座を単科受講するのもアリかと思います。家族法分野は近時改正が行われたばかりですから、改正も踏まえた講義をしているものがいいと思います。


私の感覚ですが、家族法をあまり勉強することなく司法修習に突入する修習生はたくさんいるように思います。だからといって、自分もそれでいいやと流されるのはよくないと思いますし、なにより「もったいない」と思います。

 

家族法の基本的な知識を身に着けてから修習を始めるのと、修習が始まってから慌てて勉強するのとでは、修習の成果に明らかに差が出ます。

家族法は、どのみちどこかのタイミングでしっかり学ぶ必要があります。

私は修習が始まってから慌てて勉強したタイプでしたが、この記事を読んだみなさんは、少しでもいいので、家族法を勉強してから司法修習を迎えられることを祈っています。


次回からは、ちょっと話題を変えて、昨今の就活事情について話したいと思います。


(次回へ続く!) 

 

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