【司法試験】H30合格者ブログ

~EF答案を回避して確実に合格~

 


第16話

売り手市場は本当か?


今回から数回に分けて、昨今の就活事情について話したいと思います。

今日のテーマは『売り手市場は本当か?』です。


最近の修習生は売り手市場だから就活も楽でいい、ということをよく聞きます。

こういった意見が言われるようになった背景の一つには、司法試験の合格者が一時期に比べて大幅に削減されたことがあるでしょう。採用する事務所側からすれば、合格者数が減ればそれだけ採用対象者が減るわけですから、これは当然です。

また、一番合格者数が多かった頃に合格した若手弁護士が続々と独立して事務所を立ち上げ、新しい人員確保に動き出す時期であるということも、昨今の求人増に影響しているのではないでしょうか。


まず、『最終的に内定をもらえるかどうか』について、これはもう就職難と言われていた60期代半ばあたりと比べて、圧倒的にもらえるようになっていると思います。

理由としては、単純に修習生の数が減ったこと、すなわち採用側から見たパイの減少がそのまま挙げられます。

ただ、これには1つ条件が付くでしょう。

それは、『選ばなければ』ということです。


『選ぶ』とは何でしょうか。

当たり前ですが、就活生は何も『なんだっていいから就職できればいい』などとは考えていません。企業法務がやりたい、刑事事件を主に扱いたい、定時で帰りたい、お金が儲かる事務所がいい等の希望が、多かれ少なかれ誰にもあるものです。そして、売り手市場という客観的状況も、就活生たちに『選ぶ』余地を与えているといえるでしょう。


地方に限らず都市部の修習地でもそうだと思いますが、実務修習が始まると、なぜか事務所の評判というものが修習生の間を駆け巡ります。その評判は、良いものもあれば悪いものもあります。そして当然のことながら、評判の良い事務所が求人を出した場合、修習生はその事務所へこぞってエントリーします。結果として、良い評判の事務所の倍率は異様に高くなります。


もっとも、何をもって良い/悪いというかは人によりけりだと思いますので、このような評判はあくまでも参考にとどめ、最終的には自分の目で事実を判断するのがいいと思います。


以上の話をまとめると、『売り手市場であることは間違いない。しかし、いわゆる「評判の良い」事務所への就職を希望するならば、むしろ大変になっている。』ということになるでしょう。


なお、再度強調させていただきますが、あくまでも私の独断と偏見により作成されたブログ記事なので、違う意見の方がいても全くおかしくはないと思います。


次回のテーマは『地方での就活はどうすればいいか?』です。

 

(次回へ続く!) 

 

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