【司法試験】H30合格者ブログ

~EF答案を回避して確実に合格~

 


第19話

令和元年司法試験合格発表をうけて

 

令和元年の司法試験合格発表がありましたね。

合格された方、不合格になった方、それぞれいると思います。


合格された方、おめでとうございます。それぞれの方がそれぞれの方法で努力をして、合格という結果を出したのだと思います。12月からはいよいよ司法修習が始まります。これまでの勉強とは違った「実務家」の世界に進むことになります。新しい挑戦の日々です。是非、心機一転、頑張ってください。


不合格になった方、お疲れさまでした。まずは一息ついてください。何事においても心身が健康であることが基本です。傷ついた心と体を癒してください。

「不合格者は勉強が足りないので、すぐにでも勉強を再開しなければならない」と厳しい発言をする人も中にはいるでしょう。その人の中では、不合格者とはそういう存在なのでしょう。しかし、人間は機械のように瞬時に気持ちを切り替えることはできません。苦しいものは苦しいです。誰かが厳しいことを言うかもしれませんが、そんなものはどうでもいいのです。とにかく、気持ちがある程度まとまるまでは、休んでください。そうするべきだと私は考えています。気持ちがまとまったと思えたときに、また歩き出せばいいと思います。


今回初めての不合格となった方もいるでしょう。2回目、3回目、4回目の不合格を受けて打ちひしがれている方もいるでしょう。5回目の不合格で、目の前が真っ暗になっている方もいるでしょう。

不合格を突き付けられた人は、だれしも皆、それぞれの苦しみと直面することになります。どんなに忘れようと思っても、忘れられるものでもなく、日常生活のふとした瞬間に、不合格の事実が思い起こされるでしょう。とてもつらい日々を過ごすことになるでしょう。


そのような日々の中で、何とか気持ちがまとまって、来年以降も司法試験合格を目指して頑張ろうと決意する人がいるでしょう。

その人たちは、どうか健康には気を付けて、存分に頑張っていただきたいと思います。


来年も司法試験を受験することを決めた皆さんにとっては少し将来の話になりますが、法律実務家が向き合うことになる依頼者は、その大部分が悩み苦しんでいる方々です。彼らの悩みや苦しみは、不合格者のそれとは当然ながら別物です。しかし、彼らも不合格者も、真剣に何かに悩み苦しんでいるという点では全く同じです。


いま、司法試験に不合格となり、真剣に悩み苦しんでいるというこの経験は、将来法律実務家になったときに、必ず大きな力になります。「人の悩みや苦しみに寄り添うことができる」能力は、法律実務家にとって重要な能力のうちの一つです。その能力は、自分自身が、何かに真剣に悩み苦しむことによってのみ育つ特別な能力です。


不合格になって、自分は無価値であると感じている人がきっといると思います。ですが、その不合格になったという経験こそが価値を生むのだと、どうか信じて下さい。


司法試験に不合格となり悩み苦しんだ人も、法律実務家の世界には欠かせない人材であると、私は考えます。

どうか優しい法律実務家になって下さい。


きれいごとに聞こえてしまうということは重々承知していますが、どうしても一言、私の本心を述べたくなったので、述べさせていただきました。

 

(次回に続く!)

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