【司法試験】H30合格者ブログ

~EF答案を回避して確実に合格~



第21話

司法修習に向けてやっておくべきこと

-勉強編-

 

第2回目の今回は勉強編です。


以前私は司法試験が終わってから合格発表前までにやっておくといいことというテーマで、親族相続の勉強と、簿記試験を紹介させていただきました。


今回は、これらの勉強ではなく、「司法修習に向けた」勉強ということになります。


司法修習予定者のもとには、10月の半ば頃から終わりにかけて、一つの段ボール箱が届くはずです。その中には、かの有名な「白表紙(しらびょうし)」と呼ばれる、司法研修所で使用するテキストがぎっしり詰め込まれています。

  

この山盛りのテキストに全部目を通しましょう!

…というのは、真の理想です。ですが、そんなことはまずできません。

もっと正確に言うと、司法修習が始まっていない時点で白表紙を通読しても、何となくの理解しかできないはずです。


これはどういうことかというと、司法試験での勉強と司法修習での勉強とでは、やはり質的に大きく異なるところがあるということです。単純な法的知識を始め法的な物の見方・考え方にはそれほど違いはありませんが、司法修習では、司法試験の勉強とは決定的に異なる「ある考え方」を学びます。


それは「事実認定」です。

司法修習は、この「事実認定」を学び、実践する1年間と考えてもらっても過言ではありません。


では、「事実認定」とはいかなるもので、どのように行うのか…?それが書かれているのが実は白表紙(もちろん、それ以外が書かれている白表紙もたくさんありますが、結局はこの部分に集約されると思います。)なのですが、正直、こればかりは、白表紙を読めば即座に身につくものではありません。

なんとなくの雰囲気を知ることはできますが、「事実認定」の能力を血肉にするには、司法研修所での導入修習や集合修習、実務修習地での実務修習を経験する以外にありません。


とはいえ、じゃあ何もせず導入修習初日を迎えればいいのかといえば、そうではありません。最低限やっておくべきことがあります。


それが、司法研修所からの「事前課題」です。まずはこれに取り組み、期限までに提出しましょう。

この「事前課題」を、自分なりに、わからないなりに精一杯取り組んでみる。これが、司法修習を始めるにあたり、最も重要な勉強です。


これ以外に何かやっておくべき勉強はあるのか?と問われると、正直なところ、これと言って思い浮かびません(笑)。

なぜなら、勉強は「事前課題」に集中して、あとは、前回紹介した【社交】や、次回紹介する【生活】を充実させるほうが、余程これからやってくる司法修習を乗り越えるために必要なことだからです。

 

司法修習を始めるにあたり、なにか勉強を頑張ろうと決心している人に対しては、ひとまず、「事前課題」に全力を注ぐことをオススメします!


次回は、第3回目、【生活編】です!

 

(次回に続く!)

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